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日本ラトヴィア友好100周年のリモート合唱団

2022年5月6日

昨年2021年、日本とラトヴィアが友好100周年を迎えたのを記念して、日本の合唱団がオンラインでラトビアの合唱曲を歌うプロジェクトが立ち上げられました。

合唱団は、合唱団ガイスマはじめ合唱団Baltu、そしてこのプロジェクトのために全国から集まった50人以上の歌手で構成されています。

今日のオンラインコンサートでは、ラトヴィア民謡の合唱アレンジ作品二曲、そしてこのプロジェクトのために委嘱した新作を披露します。
この新作はラトヴィアの気鋭の若手作曲家エヴィヤ・スクケ(Evija Skuķe)に委嘱をし、日本の民謡とラトヴィアの民謡を用いて作品が作曲されました。
日本民謡には私の故郷、島根県民謡の「関の五本松」
そしてラトヴィア民謡はラトヴィアの南東部に位置するラトガレ地方の民謡が用いられています。どちらも結婚にまつわる民謡です。
ラトヴィアは、ラトヴィア語が公用語となっていますが、このラトガレ地方にはラトガレ語という独自の言語が話されています。
ラトヴィア人でも、ラトガレ語を知らない人は何を言っているのかわからないほど、全く異なった言葉ですが、古いラトヴィア語に基づいた言葉のようです。

作曲家のエヴィヤが、出来上がった私たちの演奏録音をラトガレ出身の知人に聴かせたところ、「何を歌っているのかよくわかる!日本の方が歌ってくれたの?」ととても喜んでいたとか。

ラトヴィア関係の方にコンサートのお知らせをすると、「暗いニュースがこのところ多かったので、とても嬉しいニュースだ」と皆さん楽しみにしてくださっている様子です。


コンサートは今日、5月6日21時(日本時間)15時(ラトビア時間)、下記リンクにてプレミア公開されます。

※サムネイル画像はエヴィヤと私の後ろ姿。
軽装ですが3度、体感温度マイナスのときの撮影でした。

コンサートプログラムなどはこちら
https://fb.me/e/1i6kdRKHG

今日の公開以降もビデオは引き続き見ることができます。

演奏と共に、ラトビアの自然も楽しめるコンサートになっています。

お見逃しなく!



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