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大学生のうちにやってよかったこと

 こんにちは、りこです。なかなかnoteを更新できていませんでしたが、私の大学生活も残り1ヶ月を切ったということで4年間で学んだことをまとめていきたいと思っています。
この記事は【これから大学生になる方や大学生の方】にむけて書いています。
 私自身大学生になることに対して憧れてはいたものの、実際には中高時代部活と勉強しかしていなかったため、自分の学びたいことや趣味なんてものはほとんどありませんでした。しかし、大学生になったら新しいことをしたい、なんでもやってみたいみたいな意識は強く持っていたため、特に1年生の時は、【大学生 やるべきこと】【大学生 有意義】みたいなことを検索してはみんな同じことを書いてあるなあ〜ひとまずやってみるかと思いながらそれを試してみる日々でした。
私的に、大学生の過ごし方と検索して出てくる答えは抽象的すぎてもう少し噛み砕いて実践しやすい形で言ってくれればいいのに、と感じていました。どれも考えてみれば想像の範疇でこれと言った衝撃的な回答や納得するだけの根拠のある理由に自分自身出会うことができなかった印象です。4年たった今私が感じるやってよかったなということを抽象的な表現はなるべく避けた形で列挙してみました。私が書いたこの記事を読むことで、皆さんの大学生活が良い方向になる近道として、時間ショートカットの一つの手段となればいいな!と思っております。
少し長いのですが、一文一文精を込めて書いているので、読んで、「いいな」と思ったことを自分に取り入れてみて欲しいなと思います。最後まで読んでくださると幸いです。

①自分が価値があると思うことにお金を払って、満遍なくそのものを享受すること


理解しにくい日本語なのでより具体的に書いていきます。例えば、無料配信だけをみるのではなく、好きな芸人さんのオンライン配信チケットを買って見る。有名なご飯屋さんに行って、ノーマルを頼むのではなく、スタッフのお勧めに乗って全部トッピングをしてみる。中高生の時はお小遣いが少なく、出来るだけ安いものを求めていたかもしれません。でも有料コンテンツにこそ対価を払っただけの何かが得られることが多いなと思います。お金を使うことに抵抗がある方もいると思いますが、お金ではなく、自分が価値があると思うことにお金を使ってそれを享受して自分のものにしていくことは大事だと思います。相手にとっても良い客であることは大切ですし。自分の中の引き出しを増やしたり、今後の考えるタネとなる可能性があるので、大事なことなのではないかなと私は思います。

②いろいろな場所でバイトをしてみる、10種類くらいね


企業の大小様々なところでしてみるのがいいと思います。大きな企業で、小さい企業で、最近新しい取り組みをしている会社で、逆に最近衰退している会社で。私はアルバイトをすることでその企業のことを知れるというのはもちろん、企業に入り込んで社会を知るチャンスだなと思いながら働いていました。会社のことを知るのはもちろんですが、そこにはどういった特徴の人が集まっているのかを考えることがとっても面白かったです。どういった考えでここで働いているのか。バイトが同じということは何らかの思考回路が同じ集団が集まっているとも言うことができると思います。そして、複数のバイトをすることで、この集団はこういう思考の人が多いな、この集団はこういう特徴があるなというのが比較でき、徐々にわかってくると思います。4年間を通して、いろいろな職種でいろいろな場所でバイトをすることで、自分の中で人間の統計学が取れる、かつ自分はどの集団に属することが好きなのか、これからどんな人に囲まれて生きていたいのか考える種が見つかると思います。

③遠くに行く機会があったら寄り道して新しいものを探してみる。


例えば、派遣バイトで家から1時間くらい離れたところであったとします。その帰りに1時間くらいそこでフラフラしてみる。そうすると何か新しい発見があるのかもしれません。この街の感じなんとなく好きだな〜、この街はオフィス街のイメージだったけど個人商店も多いんだな〜、美味しそうなたい焼き屋さんがあるなあ〜など。新しい場所に行くと新しい発見がある。面倒と思わずに続けていくと、もし次にその近くに遊びに行く時や話のネタになると思います。知ってて損はないと思います。人生において寄り道は大切と頑なに信じています。

④合同説明会や1dayインターンに行って社員さんに将来の夢を聞いてみる


3年生になると就活が本格的に始まっていきます。私自身は3年生の1月から本格的にはじめました。就活をしている中で私が大切にしていたことのひとつは、尊敬できる人がその会社にいるかどうか。そのために聞く質問として、あなたの将来の夢は何ですか?ということ。実際に聞いてみると、社内で出世したい、とか、子供3人産んで幸せな家庭に築きつつ、仕事を続けることなどと答えていました。私自身尊敬する人は新しいものを自分なりに作り続ける人だったので、どこか自分とは違うなと感じて、そこの面接は受けませんでした。自分の夢や理想を叶えるための手段として仕事をするのに、そこが目標になっている人とは働きたくないなと思いました。自分の憧れの大人を探すために、就職を考えている先で出会った大人にこんなことを聞くとその会社にいる人の思考と自分の思考がマッチしているのかわかると思うので、おすすめです。

⑤自分が好きな芸術の形を生で見る、聴く体験をする


例えば、お笑いライブや演劇。好きなアーティストのライブなどです。最近は便利な世の中でyoutubeで検索すれば好きな有名人の動画が無料で見れたり、Tverで配信されていたり、tiktokで切り取られていたり。しかし、あくまでそれは媒体を通して好きな有名人を感じているのであって、実際生で触れる体験をすることでしか得られないことがあるかもしれません。その人の魂だったり、想いに触れることができるはずです。本当に好きなら、行ってみるのも1つ良い経験だと思います。私は生でライブに行く経験をして、もっとその人たちが好きになったり、行けるうちに行くべきだなと強く思っています。

⑥貯金をして、その時の精神状態と貯金がほぼないくらいまでお金を使って自分の精神状態を比べてみる


これは、自分が求めるお金の余裕と心の余裕の適性を知るためにやっても良いかなと思います。私はこれを意図せずやっていたのですが、おすすめです。私は大学1年生の時コロナだったので、大学に通えず、持て余す時間をアルバイトに使っていました。しかも遊び方、お金の使い方もわからないため、自然と貯まっていきました。しかし、旅行で毎日遊ぶと当然お金がありません。その時の自分の心の余裕の違いが面白かったです。お金があるときはラーメン屋に行って全部トッピングするのに、お金がない時はそもそもラーメン屋に行かないし、大学に行くまでいかに安く行くかを考え出す。
そのお金と心の余裕と人間の行動心理が学べたのはこの経験なのかなと思います。

⑦自分が好きなものの理由を分析してみる


これは大学生後半になってやることをおすすめします。大学1・2年生でいろいろなことを試してみて、自分はこう言うものが好きかも〜と何となく思えてきたら、分析するといいと思います。何で私はこれが好きなのか、何となくの気持ちを言語化することは自分を理解することの1つの手段だと思います。自分が好きなものを3つ以上並べてそれらの共通点をじっくり考えてみるのが最初の方法としてはやりやすいかなと思います。言語化していくと、自分が好きなものの特徴や根本的なもの、好きなものの精神性、好きなものが取り巻いている環境などを知るきっかけになると思います。好きを知ることで、自分のことが知れるし、何かを判断するときに良い天秤になることがあると思います。やってみてね。

⑧新しいコミュニティや人と出会うことで、自分の思考の癖を見つける


大学生がやるべきことサイトに絶対書かれているのがこれ。新しい人に会ってみよう。というやつ。何で新しいところに行くといいかというとこれ。自分を客観的にみるきっかけになると思います。今まで自分がいたコミュニティから一歩外に出ると全然知らない文化を持っている人と出会うことになります。自分がなれていない環境に行くことで、今まで自分を取り巻いている環境や人を井の中の蛙状態ではなく、知ることができると思います。初対面の印象とか違和感はやはり大切です。そのとき覚えた違和感はメモしておいて、そこに自分が数ヶ月したらなれてしまうのだから、覚えておくのがいいと思います。新しい人の考えを取り入れることはもちろんなんだけども、その前に自分を知るきっかけになるということも頭に入れておいて欲しいです。

⑨美術館や展示会に行き、アートに触れる


私は大学生になってから(特に後半で)月に1回以上美術館に行くようになりました。行くきっかけは、大学の授業です。1年生の授業で自分の学科ではない先生のランダム必修授業みたいなのがあり、そこの1コマが美術館についての授業でした。最終課題として、美術館に行くという課題が出され、それがきっかけでした。無料の展示会を探してみたり、友達と行ってみたり。美術館に行ってよかったことはアイデアが広がることかなと思います。具体的には、デザインをするときや服を組み合わせるときの色の配色であったり、私もこの考えを生活に取り入れてみよう、だったり。定期的に行って美術の心を養うことで、生活や考え方、心の調子が豊かになると思います。

⑩4年間かけて趣味を探してみる。色々試して好きな趣味を見つけてみる


最初に書きましたが、私は高校時代ほぼ部活と勉強しかしていませんでした。趣味なんて何一つなく、大学生になったら新しいことを初めてみたいなと漠然と考えていました。実際に私がやった趣味はこんな感じです。

ギター弾き語り、アニメ鑑賞、映画鑑賞、まち歩き、料理、日記、写真、喫茶店巡り、美術館巡り、旅行、音楽鑑賞、お絵かき、山登り、読書、動画編集、お酒勉強、サイクリング、ホットヨガ


ざっとこれらを継続期間問わず試してみました(笑)こうみると多いです。大学生は時間があるというのは事実だと思っていて、その期間に新しい趣味を見つけるために、試すのは本当におすすめです。自分が嫌い、苦手、と思っていても実際やってみると感じ方が違うのかもしれません。趣味を増やす第一歩は人に誘われたらやってみる、好きな芸能人の真似をしてみることだと思います。最初は趣味だと重く捉えず、新しいことやってみよ〜という軽い気持ちが大切だと思います。

10個一気に書いてみました。

大学生の期間は基本的に4年間です。大学生だから〇〇する、という期間限定に限った言葉はあんまり好きではないのですが、良い区切りとして4年を捉えてこのように書いてみました。4年間という期間はあっという間だよ、と言われますが、私としてはあっという間ではなくて、もがいてもがいた4年間たったので、思考の変化も感じたし、凄く長かったです。4年間あれば、今自分のこの性格がコンプレックスだ..と感じていても、自分で情報を集めて、考えて行動すれば、コンプレックスが解消された理想の自分に少し近づけると私は思います。4年間通して学んだことの1つです。

この記事を読んで皆さんが実行することで、大学生活がより実りのあるものになれば、書いた意味があります。また、この記事を読んで、りこ大学生活頑張ったんだな。と思ってくださったら、記事をサポートから将来頑張るりこにむけてサポートしていただけたらそんなに嬉しいことはありません。今後も目の前のことを頑張ってこのような記事を書けるように努めます。
今回の記事は大学生のうちにやってよかったことですが、その根底として自分が大切にしていた考え方などは書くことができなかったので、次はまた別にもう1本書きたいと思いました。

ではまたね〜!


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