新人コンビニ店員さん
昨日、コンビニでお昼ごはんを買いました。
レジを応対してくれたのが、高校生か大学生くらいの若い男の子。おそらく新人で、明らかに緊張しています。
こういうシチュエーションのとき、なるべく緊張させないように穏やかな空気感を出してあげたいと思いながら、相手の緊張が伝わって逆にこっちも緊張してしまいます。
ガチガチの接客で会計してもらい、お弁当受け取りまして、おしぼりも欲しかったので「おしぼり1つもらえますか?」と聞きました。
新人くんが、「ハッ!」を顔に描いたような表情になりました。
そこから、いろんな引き出しを開けては閉め開けては閉め、後ろの戸棚も開けては閉め開けては閉め、決死のおしぼり大捜索が始まりました。
申し訳ないことをしてしまったなと。
しばらくして、割り箸やプラスチックのスプーンが入った引き出しを僕の方に見せてくれながら、「実はおしぼり・・まだ切らしてまして・・」と伝えてくれました。
この一言、新人くんの緊張も相まってちょっとだけ面白いなと。
「まだ切らしてる」は以前から入荷待ちだった事実を共有してること前提の言い回しです。初対面の僕は、そもそもがおしぼりを切らしていたこと自体初耳でした。
これはコントのシチュエーションであったならば、強めのツッコミの方が面白くなると思いますが、僕はとっさに「あ、まだでしたか」と言ってその場を後にしました。
コンビニでアルバイトしたことないですけど、覚えること多そうでしんどそうだなと。たぶん自分には無理だな。
あの新人くん、緊張せずに早く接客に慣れますように。そしておしぼり早く入荷しますように。
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