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ラストにもう一度タイトルが出て終わる映画、最高!

映画の冒頭にタイトルが出ることが多いですが、ラストでもう一度タイトルが出て終わるパターンの映画があります。たまらなく好きです。


冒頭で出たタイトルと印象が違って見える。映画の内容に自信がないと最後に再び出せないな、と。
ラストにもう一回、ドーーーーン!な感じ。



思い当たるだけでも、作品いくつかあります。



「湯を沸かすほどの熱い愛」

これは最高です。お湯を沸かす火をバックにタイトル。タイトルの意味がここでわかるという、一筋縄ではいかなすぎる至高のラスト。タイトルの書体がまためちゃくちゃ良い。


「天気の子」

エンディング曲のRADWIMPS「大丈夫」の大サビがかかると同時にタイトルが出る。これはハッピーエンドなのか?の疑問をタイトルで一蹴する。

新海誠作品はエンディング曲がかかるタイミングに命をかけている。

「君の名は」もラストにタイトルが出ますが、君の名はに関してはオープニングのタイトルの出方のほうが良い。


「桐島、部活やめるってよ」

なんだか複雑な気持ちになりながら、フワッとタイトルが出る。東出昌大演じるヒロキは、どんな気持ちで最後桐島に電話をかけたのだろう。

淡々と、複雑な気持ちでタイトルを眺めていると、激しいエンディングがかかる。

そうか、この映画はこういう激しい感情のエンディングが似合う映画だったんだな、と。


「サマーフィルムにのって」

青春とSFのグルーヴ感が最高潮にほとばしるタイミングで、黒背景にちょっとポップな書体のタイトルがかわいい。

登場人物たちが一生懸命で愛おしすぎる。夏と青春とSFの掛け算は、底抜けにエモい。




いや書いていて、最高に好きな作品ばかりだ。この4作は本当に最高です。個人的には洋画より邦画のほうが好きです。

邦画は良い。なにか心の中のどこかの、決定的な部分を掴んで離さない作品があるのですよね。

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