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投球時 腕が遅れてしまうと腱板を痛める

投球時に肩関節・上腕は肩甲骨面上(ゼロポジション)にないといけません
しかし、身体の開きや肘下がりなどの原因で上腕が遅れてしまうと肩甲骨面よりも後方になってしまいます。
肩甲骨面よりも上腕が後方に位置することをhyperangulationと言われ肩関節が過度に水平伸展している状態をいいます。

hyperangulation


肩甲骨面上に上腕がある

投球時 加速期(アクセラレーション期)の肩関節が90度外転位・最大外旋時に上腕が肩甲骨面よりも30度以上水平伸展すると腱板が上腕骨頭と肩甲骨関節窩に挟まれてしまい腱板断裂や肩関節関節唇の損傷の可能性が高まります。
投球時 加速期(アクセラレーション期)に肩関節の後方に痛みがでる選手は注意が必要です。

腕が遅れる原因には身体の開きや肘さがりなどありフォームを修正・改善するためには正しい身体の使い方を学ぶ必要があります。


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