映画アベンジャーズを10倍楽しく観るためのMARVELマメ知識

映画アベンジャーズ インフィニティ・ウォーがいよいよ4/27から公開になりますね!トレーラーもどんどん公開されて、めちゃくちゃ面白そうで待ちきれないです。

私はかれこれ10年ほどMARVEL作品が大好きで全作品を観ているのですが、周りから「アベンジャーズのキャラってどんな人?」とか「スパイダーマンしか知らないけど他の人はだれ?」とか「バットマンっていないの?」なんて質問もされました。

MARVEL映画のキャラは10や20じゃすまないくらいたくさんいるので、よく分からないという人もたくさんいると思います。なので、今回はMARVEL作品をあまり観たことがない人でも、来たるアベンジャーズ映画が10倍楽しくなるマメ知識をまとめてみました。

スパイダーマンだけしか知らない人でも、これでMARVEL作品を楽しめるようになります!

前提知識:MARVEL(マーベル)とは

MARVEL COMICS(マーベルコミックス)とは、そもそもはアメリカのマンガ出版社のことです。そこから映画化されていったものが、いま日本で公開されています。有名なところでいえば、スパイダーマンやアイアンマンなどがありますね。日本でもMARVELロゴを一度は観たことがある人も多いでしょう。

アベンジャーズを観るうえで欠かせない世界観「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」とは

MARVEL作品の多くが、ニューヨークを舞台にしているものが多いです。アイアンマンの主人公、大富豪トニー・スタークが持つ会社ビルもニューヨークですし、スパイダーマンの舞台もニューヨーク周辺です。

ニューヨークという小さい都市にこんなにヒーローいたら不自然ですよね。例えば敵キャラが出てきた時に、スパイダーマンとアイアンマンは基本的には同時に登場しない、というのが普通でした当然と言えば当然ですが、同じ都市にいるのに不自然なような気もしますね。ヒーローはたくさんいるけど、お互いの世界観は基本的には交わらない、干渉しないというのがこれまでのヒーロー物の常識でした。

そんな暗黙の了解をぶち壊したのが、MCUというわけです。MCUはMARVEL Cinematic Universeの頭文字をとったもので、一言でいえば「MARVELに登場するヒーローを1つの世界観で登場させようぜ」という取り組みのことを意味します。その集合先が、映画アベンジャーズというわけです。

そう、MCUがあるからこそ、アベンジャーズという複数のヒーローが1つの作品として登場することができるようになったわけです。

スパイダーマンとアイアンマンの世界観が交わった「スパイダーマン ホームカミング」

このMCUの世界観が分かっていると、スパイダーマンの映画だけを観た時も、これが次の作品とどう関係するのか、他のヒーローとどう交わっていくのかに注目できるので、より一層作品を楽しめるようになります。

MARVELファンの間では、スパイダーマン ホームカミングの映画が発表された時に「ついにスパイダーマンがMCUに合流するんだ!」とざわついていましたが、これはこれまで独立していたスパイダーマンという作品が、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクなどの他のヒーローと同じ作品のなかで登場する、という意味です。MARVELファンからすると、1つの作品で複数のヒーローの活躍が楽しめるので、それはもう胸熱なわけです、ええ。

スパイダーマンは、日本でMARVEL作品の認知度をあげた代表作とも言え、かなり根強い人気があります。あまりMARVEL作品を観ない人でも、スパイダーマンは知っているという人は多いでしょう。その人気ゆえに、スパイダーマンはこれまで過去2回にわたってリブート(世界観を別にして新しいシリーズとして再始動すること)しています。

この中で、MCUに合流しているのは最新の「スパイダーマン ホームカミング」のみです。なので、これ以外はアベンジャーズを観るうえでは別の世界軸になるので、観なくてOKです。ホームカミングだけは観ておくとより楽しめるので、おすすめです。スパイダーマンの作品ながらもアイアンマンが先輩ヒーローとして指導するのはなかなか胸熱なので、アベンジャーズを知らなくても純粋に楽しめる作品としておすすめ。

スパイダーマンは、日本でMARVEL作品の認知度をあげた代表作とも言え、かなり根強い人気があります。あまりMARVEL作品を観ない人でも、スパイダーマンは知っているという人は多いでしょう。その人気ゆえに、スパイダーマンはこれまで過去2回にわたってリブート(世界観を別にして新しいシリーズとして再始動すること)しています。

この中で、MCUに合流しているのは最新の「スパイダーマン ホームカミング」のみです。なので、これ以外はアベンジャーズを観るうえでは別の世界軸になるので、観なくてOKです。ホームカミングだけは観ておくとより楽しめるので、おすすめです。スパイダーマンの作品ながらもアイアンマンが先輩ヒーローとして指導するのはなかなか胸熱なので、アベンジャーズを知らなくても純粋に楽しめる作品としておすすめ。

アベンジャーズは6つの「インフィニティ・ストーン」を巡る闘い

超強いヒーローがなぜ1つのチームとして闘うのか、その理由はシンプルで、団結しなければ勝てない超強い敵キャラがいるからです。そしてその敵キャラが狙っているのが、インフィニティ・ストーンという6つの石です。

アベンジャーズは、このインフィニティ・ストーンを巡るストーリーと言っても過言ではないくらい、理解するうえで大事な要素です。宇宙誕生の大爆発によって誕生したエネルギーの結晶のことで、宇宙誕生前から存在した「6つの特異点」の“残骸”として宇宙に散らばってしまっています。

MCUの全てのヒーローの闘いが、このインフィニティ・ストーンを巡るストーリーに密接に関わっています。MARVELのことは全然分からなくても、とりあえず「インフィニティ・ストーンが敵に渡ると宇宙半分オワコン」になるとだけ知っているとかなりストーリー全体が分かりやすくなります。

最強の敵キャラ「サノス」がやってくるのがアベンジャーズ最新作

宇宙の支配者とされる最強の超人「サノス」がついに登場するということで、MARVELファンでは次のアベンジャーズ:インフィニティ・ウォーへの注目度が高まっているわけです。サノスはMARVEL作品の中でもラスボス中のラスボスで、宇宙にちらばる6つのインフィニティ・ストーンを集め、インフィニティ・ガントレットにおさめると全宇宙の半分を消滅させることができるというチート的な強さを持っているわけです。

これを防ぐためには、アベンジャーズが集結してサノスにインフィニティ・ストーンを渡さないようにしないといけません。この闘いを描いたのが、アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーというわけです。

アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーの前に観ておきたいMCU作品ベスト3


アベンジャーズを観るうえで、これは絶対観た方が良いものです。全部観るヒマないよって人はこれだけでも観ておくのがおすすめ。

①シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ
作品名はキャプテン・アメリカですが、実質的にアベンジャーズ3に該当する作品です。過去最大数のヒーローが登場し、ヒーロー同士のバトルがそれはもう胸熱です。なぜキャプテン・アメリカとアイアンマンというヒーロー同士が闘うことになったのかを知っておくと、最新作のアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーがより楽しめます。

②キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー
キャプテン・アメリカ2に該当する作品です。キャプテン・アメリカがもともと属していたSHIELDという組織が乗っ取られ、それに立ち向かうストーリーです。これを観ておくと、「シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ」でなぜキャプテン・アメリカがアイアンマンと敵対するほどに親友をかばったのか、現在のアベンジャーズ分裂を生んだ最初のきっかけが分かるようになります。

あと、個人的にはMARVEL作品の中でも最もアクションシーンに見応えがあると思っており、ウィンター・ソルジャー VS キャプテン・アメリカの対決はかなり胸熱です。かつての親友となぜ闘わなければいけないのかという葛藤、またキャプテン・アメリカのサイドキック(相棒)であるファルコンとの出会い、ブラック・ウィドウとのキスシーンなどMARVEL作品の中でもかなり見どころ満載の一作です。

③スパイダーマン:ホームカミング
スパイダーマンのリブート3作目です。アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーではスパイダーマンが大活躍するそうなので、やはり事前に観ておくと良いでしょう。スパイダーマンシリーズ映画の中で初めてMCUに合流した作品なので、MCUを理解するうえでもおすすめ。

スパイダーマンのミスを先輩ヒーローであるアイアンマンがフォローするのはそれはもう胸熱です。最初はアベンジャーズの中でも問題児だったアイアンマンが、今では先輩風をふかせて後輩指導をしているところに「あ、アイアンマンも大人になったんだなぁ」となごむ場面もあります。


おまけ:映画「ブラックパンサー」もMCUと深く関わっているし普通に面白いのでおすすめ

さて、ここまででMCUとアベンジャーズについて理解いただけたでしょうか。

最後に1つおまけで、現在も公開されている映画ブラックパンサーの立ち位置についてだけおまけです。ブラックパンサーは映画アベンジャーズに興行収入で追い越しそうなくらい大ヒットしていて、MARVELを知らない人が観てもとても楽しい作品だと思います。

ブラックパンサーはワカンダという隠れた技術大国が舞台なのですが、実は次のアベンジャーズ:インフィニティ・ウォーでもここワカンダが舞台になっていそうなのです。トレーラーを観る限り、ブラックパンサーと同じ国でのバトルが展開されているので、可能であればブラックパンサーも観ておくとよりアベンジャーズ最新作が楽しめるでしょう。


これくらい知っていれば、MARVEL作品を観ていなくてもストーリーを楽しめること間違いなしです。アベンジャーズの公開楽しみすぎますね!


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