コンビニから見える日本の貧困化

今日、コンビニで昼食を買いに。ラインナップがコロナ前と全然違う。コロナ前は、働く女性を意識した、野菜多め、量少なめ、そしておしゃれ、価格は少し高めの商品が目立った。今、そうした商品は姿を消し、価格の割に量を確保した商品がワンサカ。

おかずの種類の少なさが目に付く。以前はとんかつ弁当でもいろいろ具材が入っていた。しかし今はとんかつ、キャベツの千切り、ごはん、以上。品数を抑えることでなんとか価格を抑えようとしている経営側の努力も垣間見える。

FB友の辻由起子さんの書き込みで知ったのだけれど、時給1000円、週5日8時間勤務で手取り12~13万だという。バブル末期に私がトラックターミナルでバイトした時、時給1200円で手取り24万だったと記憶する。社会保険料を払っていなかったとはいえ、この手取りの落差に驚く。

日本はコロナ禍を経て底が抜けてしまったように思う。生活するのがやっと、という人の数が激増していることが、コンビニのラインナップや手取りの少なさから容易に察せられる。生きていくのがやっと、という人が非常に多くなっているように思う。

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