「今後5年間で化石燃料の使用を止めなければ人類は滅亡するだろう」という科学者の警告をグレタさんが5年前に紹介。「まだ滅んでないけど？」と炎上しているということらしいが。
これは、タイタニックが氷山にぶつかって沈む運命が確定したのに「まだ沈んでないけど？」と言うようなもの。
https://www.westernjournal.com/greta-thunberg-humiliated-world-refuses-end-predicted-survivors-everywhere-roasting/?fbclid=IwAR0Q9TuMepu8D9zgQaXzxnoToCc_NsXydtTYFISHebIOYH_IPcNkYdjilSc

グレタさんが現れる数年前から、研究者間では「ティッピング・ポイントを超えるかも」と言い合っていた。ティッピング・ポイントとは「取り返しのつかない地点」ということ。
地球という巨大システムは、取り返しのつかない地点を超えても、すぐには環境が耐え難い状態になるわけではない。

飛行機から落ちてしばらくして「まだ死んでないですけど？」と笑うのと似てる。
地球という巨大システムは、果たしてティッピング・ポイントを超えたのかどうかの確証を得ることも難しい。しかし１つ言えることは、もし超えてしまったら、後から何の対策を施してももはや止められない。

あれだけ温暖化対策に慎重だったアメリカや中国が本気で脱二酸化炭素に向かって動き出したのは何故か、考えてみた方がよい。取り返しのつかない地点を私達は超えずに済むのか。飛び降りる前に私達は変わることができるのか。笑い事ではないのかもしれない。