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長野県で「プログラミング+事業構想」の集中キャンプを開催しました。

「信州01(ゼロワン)キャンプ」(第1回 2024年1月・2月)
0(ゼロ)から1(イチ)にするように、事業のアイディアや種をカタチに!社会人が「ゼロからユーザ体験とビジネスを創造するチカラ」学び・実践するキャンプを開催しました。


プログラミングキャンプを開催する理由

「地域に暮らしながら、デジタル領域で活躍する」人を増やすことを目標に
2023年7月「デジタルハリウッドSTUDIO松本」を開校いたしました。

卒業生の受入れ先(転職先)として、県内でデジタル化に取り組む事業会社を想定しています。
しかしながら、まだまだ中小企業経営者にデジタルリテラシーに関する危機感がないのも実情です。推進できる人材育成と同時に、中小企業経営者のデジタルリテラシー向上が必要となります。

経営者にプログラミングを覚えてもらい、事業に活かして(=自分ゴト化)、推進する人材の活かし方を分かってもらうことが必要 と考えました。

「アイディアはあるけど、どのようにカタチにしたらよいのか?」と県内企業の方からお話を伺い、ハッとしました。
ビジネスプランや思いがある方が、カタチにする手法を学び・実践することで、皆さんの事業にデジタルを活用することができるのではないだろうか。
デジタルリテラシー向上とDX化を推進するチカラを身につけることに寄与できるのではないだろうかと思い、G's ACADEMYさんと企画いたしました。

思い立ったら、即行動です。

事業計画(後援を頂くための資料)を用意して、すぐにお話に伺います。

自治体へ後援のお願い資料

なんと! 松本市と 「一般財団法人 松本ものづくり産業支援センター」が後援になって頂けることになりました。
一般財団法人 松本ものづくり産業支援センター」様は、松本市内の会場(サザンガク)を提供頂けることになりました。
その後、「松本商工会議所」様にも後援になって頂きました。

応募開始(プレスリリース配信・メディアへの露出)

2023年11月28日 にリリースを配信と応募を開始いたしました。

松本市からDX人材を輩出する『信州01(ゼロワン)キャンプ』2024年1月に開催|ジーズアカデミー×デジタルハリウッドSTUDIO松本×長野県松本市

リリースで使用した画像

「信州01(ゼロワン)キャンプ」は、社会人のデジタル人材(DX人材)育成を目的に限られた時間の中で、事業開発を行う「ビジネスアーキテクト」ユーザ体験を創る「ソフトウェアエンジニア(プログラミング)」の考えを学び、実践する、短期プログラミングキャンプです。

2.5日間の集中講座でプログラミング+事業創造ノウハウを学び、講座から数週間後に開催される課題発表会で、参加者はオリジナルアプリを発表します。

県紙の「信濃毎日新聞」や地元Webメディア「松本経済新聞」で取材取り上げて頂きました。

2023年12月6日 (水)FM長野「MAGIC HOUR」内のコーナー「NAGANO 01トーク」に一般財団法人 松本ものづくり産業支援センター サザンガク 施設長 阿部 さまに出演を頂き、キャンプの告知を行いました。

<開催日程>
・DAY0  2024年1月26日(金)17:00〜19:30
・DAY1  2024年1月27日(土)10:00〜19:00
・DAY2  2024年1月28日(日)10:30〜18:30
・発表会  2024年2月24日(土)10:00〜12:00

集中キャンプのスケジュール

応募状況と応募者の思いと属性

このようなキャンプは初めての試みになりますので、何名の方に応募頂けるのか心配でした。
第一次 締切 : 2023年12月20日、第二次 締切 : 2024年 1月14日
結果として、定員30名に対して38名の方から応募を頂く事ができました。

松本市 14名、長野市 6名、安曇野市 4名、上田市 2名
塩尻市、東御市、岡谷市、千曲市、諏訪市、中野市、千曲市、佐久市
駒ヶ根市、飯田市、高山村、松川町 各1名

応募者の居住地

キャンプに参加してみたいと思った理由

ビジネスにおける新たな仕組みを作りたいと思い、そのツールをどのようにつくるか興味があったためです。プログラミングは初めてですが、アイデアが形になるまでの第一歩を学べたらと考えています。

今までリモートでの講義などはありましたが、対面でのものはありませんでした。このキャンプを通して、プログラミングを学ぶ仲間と対面でこそ感じる空気感を体験することで刺激になればと思い参加したいと思いました。

プログラムを書けるようになることがゴールではなく、プログラムは手段であり、サービスまたはアプリを形にする事を目的としている点が他のプログラミング講座とは異なっていると思いました。この信州01の方針に強く共感しました。なにより、松本市で開講されるこの機会を逃さずに是非参加したいと思いました。私は出産・育児で仕事の現場から数年間離れる必要がありましたが、今年に以前と同じWEB業界へパートで復帰しました。しかし、離れていた期間に実務経験は無いからと軽度な業務しか振られず、その為に現場ではものづくりの実績になるような経験がなかなか積めません。しかし実績がなければ先の業務には進めない、このループからなかなか抜け出せずに難しさを感じています。産休・育休後には会社の内外に関わらず、自発的に技術的な経験を積めなければ、現状打破は無理だという危機感をヒシヒシと感じていることも今回の参加理由の一つです。

アプリ開発等で、実現したい機能をどのような手順や思考方法で実現するのか勉強したいです。未経験ですが、プログラムエンジニアとして社内業務・転職等で活かしたい為です。

将来の夢や成し遂げたいことについて教えてください

シングルマザーで子供を育てながら、女性の産後の社会復帰に試行錯誤している今の経験から置かれた状況、身体的な理由で諦める必要が出てきた問題に対して、このシステムがあったから諦めずに済んだ、楽になって助かったと思ってもらえるようなサービスやアプリを産み出したい。
ものづくりに関われるエンジニア職への転職を叶えたい。

将来は自社だけではなく、他の企業や公共機関など社会全体の業務改善に繋げられるような仕事をしたいです。
また、プログラム開発における思考力や分析力を身に付けて、問題やバグが発生する前に構想段階で不具合を防ぐような対策を成し遂げたいです。

現在地方自治体で勤務しているが、自治体を良くするためのアイデアがあっても、多くの非効率的な定型業務ややらなければならない書類作成等に押し潰されアイデアを実行する時間も気力も削がれてしまっている環境にあると感じている。また、周りも同様にこなさなければならない業務が多く多忙なため、新しく前向きに何かに取り組む雰囲気にない。
プログラミングを学び、デジタルの力で定型業務を効率化、行政マンのアイデアが地方を変える1歩になる社会をつくりたい。
まずは、現職として所属組織の業務改善に取り組み、その流れを全県、全国の自治体に展開し、地方創生に貢献したい。

プログラミングで作ってみたいアプリやサービスを教えてください

地域密着型のB to Bのマッチングビジネスのアプリ、サービスを作りたいです。全国で登録でき、自分の商圏で地域を絞れるようにしたいです。
WEB集客はお店であれば利用しやすいのですが、私のようなB to Bのビジネスで地域密着というと、なかなか良いサービスがないと思っています。
このサイトに登録して良かった!と思えるサービスにしたいです。基本は無料・オプションや広告で収益をあげるサービスにしたいと思っています。
掲載先の希望次第で私自身で取材を行い、より魅力的にサービスを魅せる文章も掲載します。

・医療における治療用アプリ
・AIを活用した診療支援サービス
・スキルやアイデアのシェアリング、マッチングツール
・アプリと連動したスマホグッズや、キャラクター商品をより楽しめる(キャラクター採集等)のアプリ。
・ユーザーがカスタマイズしやすい在庫(顧客)管理システム・自転車ユーザーが交通ルールを楽しく学べるゲームアプリ
・健康活動の効果を何かの特典に変換できるものを松本市の飲食店にローカライズするアプリとサービスを作りたいと考えています。
・稲刈り機が、夕方から早朝まで無人で稲刈りができるプログラム
・無人運転で新聞配達ができるプログラム
・質問に答えていく中で、自動的に頭が整理でき、自分の考えを言語化できるプログラム

皆さん、非常に応募の動機や課題感、成し遂げたい目標がハッキリされていて熱量が高いです。

次回は、開催(Day. 0)をレポートします。


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