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α7シリーズ用の自撮りミラーを534円で作ってみた!

α7シリーズと言えば、フルサイズミラーレスの筆頭シリーズ。すでに欠点はないようにも思えるこのシリーズには実は大きな欠点がある。それが自撮りが出来ないということ。

α7は最高の一眼だが自撮りに欠点

液晶画面は勿論チルトする。しかしそれは真上と斜め下に向くまででカメラの正面からは液晶は見えない。そのため自撮りは難しい。

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勿論、そのために外部モニターを付ける方法はある。カメラ用にマウントできるバリアングル液晶が2万円前後から買うことが出来る。

しかし、これをつけるために、バッテリーを用意して、本体に接続し、HDMIケーブルをカメラ本体と結び、本体設定で外部モニター表示に変更する。見たとおりでかいし重くなるのは間違いない。画面が大きいのはいいが。

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どこかで聞いた話

で、最近どこかで聞いたのが、ホットシューにつけるミラーのアタッチメントをどこかの会社が販売したということだ。しかし検索してみても上手く見つからなかった。

どうも単純に鏡を斜めにして、液晶を正面から見えるようにしたものだということ。多分こんな感じ? 

コメント 2020-03-03 031851

昔タブレットを斜めにおいて確認したことがあったけど、その時のイメージで描いてみた。なので実証実験。

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行けるかも!

材料

なんとなくわかったので、カメラを持って100均に行ってみた。ミラーのサイズなどはカメラに合わせて選んでみた。って簡単に書いたけど、丁度いい部材を探すのにしばらく物色してました。

ちなみにうちに一番近い100均はキャンドゥなので、そちらで購入している。最終的に買ったのは2つ(ミラーは2つ買ってみたけど、どちらでもOKだった)合計220円

ー ほぼカードサイズのフリップ式の鏡
- バススポンジホルダーなるもの。このコの字型が欲しかった。

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もう一つ買ったのが、フラッシュホットシュー用のネジ。これは流石に100均では変えないが、Amazon で2個セットが314円で安く売ってた。(もともと持ってた)ということで、税込み合計は534円である。25mmのネジ長だが、取り付け位置が厚みがあるため、これでもギリギリだった。

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あとは道具として、ホットボンドと、あれば強力両面テープ。それと 6-6.5mm の穴をあける物。

作り方

まずはコの字の下の長い方に穴をあける。6mmか6.5mmがいい。

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そこにフラッシュのホットシューを取り付ける。私は別のものを使ったのでこの後の写真が違うが基本的には同じ。本来はネジを2つしか使わないが、ナットとしてもう一つの留め具を流量する。2個セットで良かった。

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今度は上面にミラーを固定するために両面テープをつける。両面テープでなくてもグルーガンでも良かったかも。

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そしてミラーを取り付ける。コの字の部品側にミラーが来るようにつけること。この時点では角度は定まらない。プラプラしている。

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作り方2 ミラーの角度調整

45度よりもちょっと深い角度で、一旦メンディングテープなどを使って仮固定する。

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こんな感じでも結構それなりに固定できる。

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そしてカメラに取り付け、正面から見て(自撮りをする状況にして)ちゃんと液晶画面全面が見えているか確認する。見えていなかったら角度を変えて調整する。

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角度が決まったら、グルーガンで固定してしまおう。

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完成

これが完成した自撮りミラー。勿論左右は反転してしまうが、自分がどこに写っているのかしっかりわかる。ミラーは小さいので離れると見づらいが、そもそも自撮りなので、それほど遠くに離れないのでいい。ちなみにこの画角は24mm(SEL24F18GM)。

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勿論、持ち運びには嵩張るし、壊れたり折れ曲がったりするかもしれないが、自撮りは大概、自宅でやっているのでそれほど問題はなさそう。3Dプリンターで一体式のものを作れそうだが「普通の人は持ってない」ので。

無意味に自撮りをしたくなるくらいよく見える

実際、想像以上によく見えるので、意味もなく自撮りのビデオでも撮影したくなってしまった。SEL24F18GM の24mmのレンズなら、手持ちの自撮りも撮影できる。ちょっと重いけどね。

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ダイソーではない?

後日、ダイソーで同じような部品を探してみたのだが、バススポンジホルダーが良いものが見つからなかった。ミラーは大概あるんですが。残念。この部分なにか他のもので代替えできないか確認したい。

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