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目的と手段を見極めること

ボランティアを始めて1ヶ月が経ちました。
最近は忙しくて、なかなかnoteを書けませんでしたが、今日はお休みをもらったので久しぶりに書きます!

ここ最近で気づいたことは、「誰のためのボランティア?」ということです。

災害ボランティアにおいて、絶対にズレてはいけないことは「被災者のためのボランティア活動」ということだと思います。
被災した方が少しでも前を向けるように、寄り添って一緒に復興に向けて歩み出すサポートをすることが、災害ボランティアの役目だと個人的には考えます。それが、話を聞いてあげることなのか、炊き出しをすることなのか、家屋に入って家財出しをすることなのかは手段が違うだけに過ぎません。

災害ボランティアをする人たちの共通の目的は『被災者のために行動すること』です。最近、そのことを痛感することがありました。

僕たちのチームはボランティアさんの受け入れもしています。個人として最近は、「仕事を与えられる側」から「仕事を与える側」になり、受け入れボランティアの割り振りなどもさせてもらえるようになりました。
すると無意識のうちに、「ボランティアさんが満足するような活動を与えること」に意識が向いてしまっていました。
来てくれたボランティアさんが満足することで、2回目のボランティア参加にも繋がるし、次の災害時に駆けつける人が少しでも多くなることは間違いなくあると思います。

しかし、そのことに意識が行き過ぎて「誰の」「何の」ために活動しているのかを見失っていました。

ボランティアさんからの「来て良かった」「THE・災害ボランティアのような活動が出来て満足でした」という感想を求めている自分がいました。
でもそれは、僕が向いているのは被災者ではなくボランティアさんだと気づいたときに、災害ボランティアを利用して自分が気持ちよくなっているだけに過ぎないと感じました。(僕がいうところの『活動オナニー野郎』ですね)

大事なのは目的を達成すること。
そのための過程や手段はいろいろあってもいいのだと、長期インターンで学んだことを今回改めて感じました。

今回のnoteは自戒の意味も込めて書きました。自分の中でも上手く言語化出来てないので、読んでて「?」となる人もいたかと思いますがお許しください!
これからも『被災者ファースト』で活動に取り組んでいこうと思います。

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