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2022年11月15日 スーパーカブで四国初上陸 1日目


だいぶ前の旅ですが、スーパーカブに乗り始めて初めての泊まりがけ旅行で、私のカブライフに大きな影響を与えた旅なので忘れないうちに備忘録に加えます。




午前4時。前々から行きたいと思っていた四国へ行く日が来た。
もっとしっかり睡眠を取りたかったが、ワクワクしすぎてまともに眠れなかった。
顔を洗い、着替えてカブに乗り込む。

かなり冷え込んだのでカブの表面にうっすらと結露ができていた。

さて、ここからメーターは幾つ伸びるだろうか。ひと月前の納車時には6000キロあまりだったメーターももう7000キロを超えた。

いつもの街並みのはずなのに、夜に沈んだ住宅街は異世界のようで無性にテンションが上がった。

ナビの通りに曲がりくねった道を進み、しまなみ海道で初めての橋に差し掛かった。朝早いからか、まだ誰も通行人はいない。

料金を箱に入れ、アクセルをまわす。真っ暗な中に伸びる通路を進む。
通路は、意外と狭かったがさほどスピードを出さなかったので路肩と接触することは無かった。

そして、橋を渡りきった。
私の人生で初めて、本州を脱出したのだ。
感動もひとしおだった。

夜明けに黒い車体は映える…と個人的に思っている。でも暗すぎてほとんど見えない。

因島に上陸すると、丁度夜が明けてきた。
まだ太陽は昇ってきていないが、うっすらと空が白んできたのだ。

私はこのくらいの時間帯が一番好きだ。
大学生になってからは寝坊して朝とは言えない時間帯に起きることが多くなったが、本来人類は夜更けと共に眠り、夜明けと共に目覚めていたはずなのだ。
朝の爽やかな風が吹いてきて、なんとも心地良い。

料金所の前。人が居なくてよかった。

夜明けを肌で感じながら橋を渡っていく。

途中、多々羅大橋を渡ったところで道の駅のようなところを見つけたので、寄ってみる。

これまでの中でもトップクラスのベストショット。

どうやらこの場所はサイクリストの聖地らしい。しまなみ海道に原付専用の道よりも自転車と共用の道が多かった理由がここで分かった。

いい写真が撮れたと思ったのだが、「サイクリスト」の聖地に原付でお邪魔してしまっていることに気が引けるので早々にお暇した。


平日な上にまだ早朝なのでしまなみ海道にはほとんど人がいない。1人ロードバイクのおじさんを見かけたくらいだった。
そういえば今日は妹の誕生日だったことを思い出し、妹におめでとうのLINEを送った。
流石にまだ寝ているだろう。

少し休憩をして、また出発する。

いくつもの島々を抜けて、橋を渡る。車はほとんど通っていなかったため、伸び伸びと走ることができた。

そして遂に四国に上陸した。来島海峡大橋は本当に終わりが見えないほど長かったが、超えた時の感動もその分大きかった。

今治市のローソンにて。

しかし、まだまだ旅はこれからだ。
この日の目標は香川県の琴平市に行くこと。ここからまだ100km以上ある。


ここのBOOK・OFFはホームセンターとくっついていた。


途中BOOK・OFFに寄り道したりしながら、のんびりと琴平を目指した。
香川県琴平市の金比羅宮にお参りしに行くのがこの旅での目的だ。

自動車専用道路を避けながらのどかな海沿いの道を進んでいく。
途中、大型トラックが多い区間がありそこだけ少し追い越しが怖かったが特に事故に巻き込まれることも無く琴平に到着。

駐輪場を探したが、金比羅宮の周りには有料の駐車場しかないようだ。仕方なく、少し離れているが駅の駐輪場を借りることにした。

大きな橋。左の方には琴電が停まっていた。

途中荷物を預かってもらったお土産屋さんから、参拝は5時までと聞き慌てて神社に向かった。それ以降は山門が閉まってしまうらしい。

夕方なので参道沿いの店も半分ほどは閉まっていた。
こんぴら狗。少し間の抜けた顔が実家の犬に似て可愛い。

石段がきつい、とにかく多い!という話をテレビで見た時はやっていたのだが、想像していたほどきつくはなかった。
地元の方と思われるおじいちゃんやおばあちゃんたちもゆっくり、ゆっくりと階段を登っていた。

しかし、登りきると流石に息が切れた。はぁはぁ言いながらお賽銭を入れる。
願いは…。そうだな、「良き出会いがありますように」にした。

手前にあるのは荷物を預かってもらった店で借りた杖。

頂上からの景色がものすごく綺麗だった。これまでに見た絶景の中でも三本の指に入るレベルで綺麗だった。
琴平市をちょうど見下ろすような景観で、遠くには雄大な瀬戸内海が見えた。
こんぴら様が船の神様、航行の神様と呼ばれている理由がよく分かる。

長い階段を下る時の眺め。


夕方で門が閉まるギリギリの時間だったため、気持ち駆け足で石段を下った。石段の入り口近くにある売店に杖を返却し、お土産を購入してから駐輪場にバイクを取りに行く。

パンジャンドラムにそっくり。(失礼)

どうやらここが四国鉄道発祥の地、らしい。鉄オタという訳ではないがこの広い四国の、鉄道の始まりの地だと知ると何だか感慨深いものがある。

のんびりしていたら日が暮れてきてしまったので急いで近くのうどん屋さんに入った。香川は「うどん県」と聞いていたが、うどんを観光のためにプッシュしているという印象はそこまで強くなかった。

どちらかと言うと、白米やパンのようにうどんを「第3の主食」と捉えているような…。
そんな県民性を証明するかのように、各地にうどん屋さんが点在していた。もちろんお馴染みの丸亀製麺もあったが、せっかくなので地元チェーンっぽいうどん屋さんを選んだ。

お出汁がよく効いてて美味い!

かなりお腹が空いていたので、肉ぶっかけうどんの大盛りを頼んだ。さつま天と温玉付きでこの値段は安い!と思った記憶がある(正確な値段は忘れてしまったが多分1000円超えなかった)。

その後は、近くのハローズで歯ブラシと歯磨き粉を買い、快活CLUBの個室に入った。ちなみに快活CLUBに泊まるのは多分これが初めてである。
想像以上の快適さに驚いた記憶がある。

本日のお宿。

漫画をちょっと立ち読みしてから歯を磨き、部屋に戻って横になった。
自分で思っていたよりも疲れが溜まっていたのだろう、すんなりと眠りにつくことができた。



2日目はもうちょっと短めの内容になる予定です。また後日投稿します。

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