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ギリシャ神話❗が分かる❗

今回はギリシャ神話❗

この神話には誰もが聞いたことのある全知全能の神ゼウスや、ポセイドンアポロンといった色濃い神々が登場する物語❗❗

この神話は大きく2部に分かれています❗
先述した、神々の物語と、
神と人間のハーフ、英雄の物語。 

ギリシャ神話は、現在のギリシャで伝えられていた神話で、途中、ローマ帝国に支配されて以降、ローマ神話と合体して伝えられていきます❗

その後、16世紀、ルネサンスと呼ばれる文化的な運動ヨーロッパで起こり、芸術家達を通してギリシャ神話は再評価され、再注目を浴びます❗

美術館等に行ったことがある人は必ずといっていいほどこのギリシャ神話にまつわる絵を知らない間にも見ているはずです❗


この5分ほどのnoteを読むだけで、きっとあなたはギリシャ神話について人に話せる知識が得られるでしょう!!

それではいきます❗❗


 天地創造


神話や宗教の物語はやはりここからはじまります。

何もない暗黒の世界から神、ガイアが現れました。
ガイアはを生み出し、その後天空の神ウラノスを産みます。

こうして美しい世界が出来上がりました。

さらにガイアは自分の子、ウラノスと子供を作ります。
このガイアとウラノスの子をティタン神族といいます。

ティタン神族の末っ子、クロノスはある時父親ウラノスを殺します。

父、ウラノスは死ぬ間際

「お前も実の子に殺される運命になるだろう」

クロノスに予言をして息絶えます。


全知全能の神ゼウス

クロノスは、レアという神と結婚し、子を成すも、

実の子に殺される

という予言を恐れた彼は、産まれた子を次々と飲み込んでしまいます。

ある時母は、

「この子だけは殺されたくない」

と思い、1人の子の出産を隠します。

その隠された子こそ、全知全能の神、ゼウスです。



ゼウスは山で秘密に育てられ、大きくなったある日、自分の兄弟が父クロノスに飲み込まれたことを知ります。

「私が助けだしましょう」

そうしてゼウスは父、クロノスを殺し、兄弟達を救いだします。

こうしてクロノスは予言通り実の子に殺されたのでした。

 


ゼウスが救った兄弟の中に
ポセイドンハデスヘラ等の有名な名前の神が多々存在します。

ゼウス含めその兄弟達や、他代表的な12の神がいました。
それをオリュンポス12神といいます。

このオリュンポス12神は神の祖先、ガイアと戦います。

オリュンポス12神
VS
ガイア+ティタン神族(ガイアの子)

となり、この世界の統治をかけた戦いがはじまり、ゼウス率いるオリュンポス陣営が勝利します。

海の支配をポセイドン冥界の支配をハデスに任せ、ゼウスを最高神とした世界がはじまります。

神と人間のハーフ。英雄の物語


ゼウスの統治が続き、地上にも人間が住むようになります。

このゼウス、最高神としての統治は一流なのですが、非常に女が大好きでした。

神だけじゃもの足りず、人間にまで手をだすようになります。
ある時は気になった人間の旦那に化けて、交わり、
ある時は雨に化けて、交わり、、、

そうやってできた人間とゼウス(神)の子
人間でありながら半分神の力を持つことから「英雄」と呼ばれます。


それに嫉妬するゼウスの正室、ヘラは毎回、不倫相手や、その子に嫌がらせをします。

この英雄の物語は、ゼウスの不倫、ヘラの嫌がらせ、ゼウス不倫、ヘラの嫌がらせ、、、、と繰り返す話になっています。笑


一つ一つの英雄の物語を紹介すると長くなるので、その英雄の中でもうまくヘラの嫌がらせを退け、人間界で活躍した英雄を超簡単に紹介します。

  • ペルセウス(怪物ゴルゴンを倒す)

  • ヘラクレス(最強の戦士。死後、神へ)

  • テセウス(ミノタウロスを倒す)

と、こんな感じです。笑

この英雄達を、オリュンポス12神アポロン、やヘルメス等がフォローし、助けながら怪物を倒すという物語が多々存在します。


 トロイヤ戦争


トロイヤ戦争というギリシャの歴史で一番有名な戦いがあります。


ギリシャ VS  トロイヤ


これは紀元前12世紀頃、今から3000年以上も前の出来事で、遺跡も少し見つかっている事からある程度実話を元にしてできたのではないかと言われています。



この戦いの発端はとある小さな出来事からはじまります。

ある時は神々が集まるパーティーがありました



ですが「場を乱す」として招待されなかった神、エリスは不服に思い、そのパーティーに1つのリンゴを投げます。

そのリンゴには


『最も美しい神へ』

というメッセージが書かれていました。

これに我こそは❗と名乗りをあげたのが

ヘラ(結婚の神)
アテナ(戦いの神)
アフロディーテ(美の神)

の三神で、この神達は地上のトロイヤという国の王。(トルコらへん)
パリスにだれが美しいかを選ばせます。


そこでパリス美の神、アフロディーテを選び、褒美としてアフロディーテはギリシャ美女を、ヘレネをパリスの嫁として与えます。


これが事の発端です。
自国の美女をとられたギリシャは怒り、トロイヤに戦争を仕掛けます。

そこにパリスに選ばれなかったヘラアテナを中心とした神達もそれぞれの陣営に付き、援助します。

この戦いは最終的にはギリシャ軍の勝利に終わります。

この戦いで活躍したのが
最強の戦士 アキレウス
智将 オデュッセウス
 

の2人です。
それぞれ簡単に紹介します❗

最強の戦士アキレウス



アキレウス「英雄」(神と人間のハーフ)ではありませんが、幼い頃、母テティスに神の力を得られるというに浸けられた事から最強の体を持っていて、ギリシャ軍最強の戦士でした。


アキレウスは途中、ギリシャ軍総大将アガメムロンと意見が合わないことから戦いに参加しなくなります。

ですが自身の親友でもあり部下でもあるパトロクロストロイヤ軍最強の戦士、ヘクトールに殺されたことをきっかけに再度戦いに参戦します。

瞬く間にアキレウスヘクトールを討ち取り、ヘクトールを馬車で引きずりながら相手の軍を無双していきます。

ですが、これを神のご加護を受けたトロイヤの王パリスに弓で貫らぬかれ、アキレウスは殺されます。

パリス

この時弓で貫かれた場所がアキレス腱で、アキレウスの唯一の弱点でした。
アキレス腱名前の由来はアキレウスからきてると言われています。

智将オデュッセウス



オデュッセウスは先のアキレウスに戦いに戻ってくれるように説得する等この戦争で智将として大活躍します。

アキレウス亡き後、トロイヤを攻め落とすのに苦労していたオデュッセウスはある作戦を実行します。

『トロイの木馬』作戦です

ギリシャ軍は大きな木馬を作り、撤退したと見せかけ、そこ中に隠れます。

撤退したと思い込んだトロイヤ軍は、この木馬に気付き、


「これは神への貢ぎ物だから壊したらバチが当たる。城へ持って帰ろう」

とし、自身の城へ持って帰り、その夜、ギリシャ軍が撤退したと思い込んでいることから、戦の勝利を祝い、盛大な酒宴が行われます。

そして酒宴が終わった頃、、、

「今だ。」




オデュッセウスの号令で木馬から一斉にギリシャ軍が突撃し、城の門を開け、遠くに潜んでいた他のギリシャ軍が一気に押し掛けトロイヤ軍は壊滅しました。


この『トロイの木馬』
簡素なものに見えて、実際中に入れると大惨事になるという意味で、パソコンのウイルスの名前でも使われています。


オデュッセウスは、この後トロイヤから自国ギリシャへ帰るまでの様々な苦難の冒険エピソードがあるのですがこのnoteではここまでとします😶‍🌫️

まとめ


ザ・中2病みたいな名前や物語が多いギリシャ神話。
なんとなく特に男の人は、こういった物語が好きな人は多いのではないでしょうか??


ギリシャには、今でも有名な最古の劇場などもあり、今から2500年以上も前から人間の細かな心情を描いた劇をする等、その当時では考えられないほど発達していました。

そういった芸術だけでなく、
有名な哲学者もギリシャには多く、今から約2700年前、世界で初めてのオリンピックが開催されていて、オリンピックの起源の国となっています。

政治でもその頃から選挙や国民の意見を重視する民主制を取り入れていたりとかなり進んでいました。


かつて大国だったペルシアをも戦争で敗り、軍事力でも相当の力を持っていましたが、
紀元前4年アレクサンドロス東征や、ローマ帝国の支配で、歴史は少し途絶えます。


そこからギリシャ文化の象徴でもあるギリシャ神話は混ざり合い、ローマ神話として新たに伝えられていきますが、16世紀のルネサンスで再びギリシャ神話として再注目を浴びます。



今回、最近まで紹介していた宗教とは少し違いギリシャ神話のお話でしたが、何か共通のものを信じる。
という意味では宗教と何ら代わりないのではないのかなと思います。

実体はないけど、様々な人が共通して信じているフィクション



日常に潜む様々なフィクションを見つけてみてください🙂以外とたくさんあることに気づくかもしれません。

読んでいただきありがとうございます🙇‍♂️🙇‍♂️

このnoteを通して皆さんと一緒に自身の教養も高めていきたいと考えているので、なにか間違った知識等ありましたら遠慮なくコメント欄までお願いします🙇‍♂️


このnoteはある目標に向かって日々、勉強したことについて更新しています。こちら↓にまとめてますので良かったらご覧くださいm(__)m


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