恋は雷だ   もう当たったら避けようがない
天災と一緒 かの有名な瀬戸内寂聴さんはこう言った。本気で人を好きになるのも嫌いになるも自分の意思じゃどうにもできなくて

もう好きになったらあきらめるしかないのだと寂聴さんは言っていた。

あなたが今恋をしている人が叶わない恋なのか
片思いの相手なのかホストなのか不倫相手なのかセフレに対してなのか彼氏彼女 奥さんなのか
それは分からない。

けれどあなたはその人を好きになってしまった。どんな人だろうと。それが全てでもう自分の心が納得するまで愛し抜くしかないんじゃないかと、どんなに馬鹿な目にあっても覚悟を決めて。それがあなたの恋をせめて辛いものから昇華させる行動なんじゃないかと思う。

そう思わせてくれたのはデビィ夫人で、
昔テレビでフランス人の国際詐欺師かもしれないDV男と付き合ってる女性がでてきた。
周りの出演者の方々は「騙されてる。絶対こんな男とは別れた方がいい」と口を揃えて言った。視聴者もそう思っただろう。
だけどデビィ夫人だけは違った。

あなた、本当に彼の事が好きなの？と女性に確認した後、こう言い始めた。

私だったらこの殿方と結婚するわ。この方が詐欺師だろうと盗賊だろうとヤクザだろうと。だって好きなんだもの。本当に好きだったら地獄を見る覚悟しなさいよ。国際ビザでも何でも取らせてあげない と。

それだけ好きという感情は自分の理性ではどうしようもできない。デビィ夫人は本気の恋をしたことがあるんだろうなぁと思った。

もう辞めたいけど好きでしょうがなかったらもう諦めましょう。諦めて好きを続けましょう。
重くなっていいと思う。すごく重くて引かれるじゃないかって。けどそれだけ気がとち狂ってる程好きなのだから。それだけ人を好きになれることはなかなかの奇跡だと思う。