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2023年8月の読了本

こんにちは。武知慶です。
2023年8月に読んだ本のまとめです。
(8月は2冊だけ……)


ムーミン谷の冬(ヤンソン/山室静)

本来であれば冬眠していて、知ることのない冬。なぜか冬眠から覚めてしまい、ムーミントロールは一人で冬の世界を冒険することになるーー。

ムーミンシリーズの中で一番好きな作品。
一言で"冬"といっても、北欧と日本とではイメージにかなり差があると思う(日本でも、雪の多い地域とそうでない地域とでも違いそうだけど)。きっと、冬は雪に囲まれて、しんと静かなんだろうなぁ。
そんな冬の世界に一人放り出されてしまったムーミントロールが、戸惑いながらも新しい友だちと冬の世界を冒険していく姿は、何というか……知らない世界を行くって不安だよね頑張れ!と応援したくなる。けれど、物語を読み進めていくうちに、いつの間にか応援していたはずのムーミントロールに背中を押されているのに気づく。
だから私はこの作品が好きで、元気をもらいたいときに読み返している。


世界でいちばん透きとおった物語(杉井光)

X(Twitter)で話題になっていて知った作品。
この作品は凄い。本当に凄い。
凄いのだけれど、何がどう凄いのかを説明しようとするとネタバレになってしまうので、語れないのが辛い。
ということで、感想文にもなってないけれど、感想文はここまで。
気になる方はぜひ読んでみてください。


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