見出し画像

爆死するパート2

パート2ですわ。すみませんね。お付き合いくださいよ。

さらにね、「好きな人ができた」ってさ。まぁ、嗚咽でさぁな。「あっ、吐く」と思いましたよ。ちっちゃいゲロが出たからすぐ飲み込みましたよ。

前にね、「貴様のことが大好きだから、他の人を好きになれない。今世の恋はこれが最後」っておっしゃってたんですよ?えっ?3ヶ月ほどでもう?全然最後じゃないじゃないのよ。今世の恋ー!今世の恋ー!

「来世は貴様と一緒にいたい。あちきのことを見つけて」
「絶対見つける」
という会話もして、約束してたんですよ?
恐らくですけどね、来世のことなんて忘れてらっしゃいますよ。
嫌いになった人間と来世で一緒になりたいと思います?絶対思いませんよね。来世の約束ってどうなりました?って聞けば良かったー。爆死しててそれどころじゃなかったー。せめて言ってほしかったですよね。「あ、来世のやつ、なしで」って。

新しく好きになった人、その方のいる世界の方なそうで。まぁ、その方が生業としている業界関係者というやつですか。
前に言ってたんですよ。「この業界の人間を好きになることはない。なれない。付き合うことなんてできない」って。
え?前言撤回の波がすごいんですけど?前言撤回の荒波が何もかもを壊して流していくんですけど?吐き気が止まりませんでしたよ。

約3ヶ月前、別れることになって少し経った頃、道端で会ったのですよ。あたしの労働先とその方の家が近くてですね、あたしが帰る時間とその方の帰る時間が同じぐらいでね。
その日、「じゃあまた」と別れたあとLINEをくれましてね。
「会えて嬉しかった」と。
このLINEがどれだけ嬉しかったことか!

しかしね、その2週間後ぐらいですかね。また道端でお会いしたときに言われましたよ。
「もう見かけても声をかけないで」と。
パッと目を見ると驚きましたね。汚いものを見るような、醜いものを見るような目であたしのことを見てました。もうこの頃にはすでに嫌ってたんでしょうね。

それからも何度かお会いしたんですけれども、あたし、もう目を見ることができませんでしたよ。怖すぎて。
ついこの前まではあたしのことを大好きという目で見てくれてたのに。その方を思い出すときぐらいは、あのときの優しい目を思い出したいじゃない。だから、あの軽蔑の眼差しに上書きされないように、目を見ることをやめましたよ。

あたしが悪いのですよ。あちらからすれば「もう終わったでしょ?この関係は終わりにしたでしょ?それなのに会ってたら何も変わらないじゃねぇかよ」と。
おっしゃる通り過ぎてぐうの音も出ませんよ。
いい加減解放してくれよということなのでしょうね。あちらからすれば。わかりますよ。わかってるんですよ。
見かけたら声をかけてしまうんですよ。好きすぎて気持ちを抑えられないんですよ。もう病気なんですよ。その方に依存してしまっているのですよ。見たいし、声を聞きたいし、匂いを感じたいのですよ。どうしても。何が壊れても。例え嫌われても。結果嫌われたらどうしようもないのですがね。

そして現在、前言撤回の波。わかってますよ。しかしね、わかってても堪えるって。吐くって。
だって好きなんですもん。今もこれからも。

嫌い、好きな人ができた、無責任なこと言ってごめんね。立ってられないってばよ。

あ、この話まだまだ続けられますわ。続けていいっすか?あ、じゃあ続けます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?