投稿通番：No.49
映画、「オッペンハイマー」を私は未だ観てません。
ですが『観賞前感想』を書こうと思います。
原爆を落とされた日本人からすると、”描写が甘すぎる”、というご意見をよく聞きます。
でも、今までアメリカが原爆に対し総じてどういう思いをもっていたかというと、スミソニアン博物館のエノラ・ゲイと、空軍博物館のリトルボーイとファットマンの展示を見れば、明らかだと思います。

原爆を使用したおかげで戦争は早期に終結し、日本の本土への上陸を回避できた。このように、原爆は、それを投下しなければ失われていたであろう米国人と日本人の命すべてを救ったという意味で「人道的」と見なされた。
多くのアメリカ人にとって、広島への原爆投下の物語はアメリカの偉大さを示す物語だ。（引用ーロバート・ジェイコブズ　広島平和研究所講師）

多くの日本人、特に被爆地の方々にとって「オッペンハイマー」は原爆投下に対する描写が甘すぎるのでしょう。
でも、今までのアメリカ人の総意である「原爆投下は人道的」からすると、主人公が原爆を造り上げたことに苦悩する様相の描写（予告編で見ました）は、「小さな一歩かもしれないが、人類にとっては大きな前進」だと思うのです。
だから私は、この映画を観ようと思っています。
この映画は、私たちの「核なき世界」に進む道への始めの第一歩にしなければならないと思うのです。

「今日の推し裏tube」　　　Led Zeppelin 「天国への階段」　　　
「世の中お金じゃないよ」的な歌詞だそうですが、神秘的な曲調に何か深い意味を感じた人は多いのではないでしょうか。

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