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20240117

コンビニのおむすびが好き。

今日は、ローソンのツナマヨ。

他のことをしながら食べていると、あっと言う間に、消えていく。ハッと気づいて目線をおむすびに向け直し、改めて、まじまじと米粒を眺めた。

コンビニのおむすびが好き、と公言することは、何だか恥ずかしい気がする。

小学校高学年の頃、月に何度か週末に遠征試合で父と早朝に家を出るとき、コンビニでお昼ご飯(ツナマヨ)を買うのが楽しみだった。メンバーの中には、家族総出で応援に来てお母さん手作りのお弁当を囲んでいる子もいたけど。当時は羨ましくかんじることもなかった。

ただ、今となってみると、コンビニのおむすびには、母不在の侘しさが、いつも一緒にくっついてくる。

ただ、えーっと、母不在と書いたけど、うちに母はいたよ。専業主婦だったから、むしろずっと家にいたよ。今も生きてる。ちょくちょく会うよ。

ただ、母は不在なんだ。

……うまく言えないけど。

私の中に、母的な存在の影が非常に薄い、と言えばいいのかな(自覚したくないけど)。それゆえか(全く関係ないかもだけど)、私の世界は脆いと感じること多々。自他の境界が曖昧だったり、立っているのがやっとの気もする。

でも、自分も一応、子どもがいる。こんな自分が母親で、さぞかし心細いだろうと思う。ほんと、ごめんね。

で、こう言うと、子のうちの一人は怒る。

自分のこと、そんな風に言うな!って。

……ありがとね。

そのやりとりをしてほしくて、私はつい自己憐憫に浸ってしまうのかも。

ああ、めんどくさい。

そろそろ、違うやり方を身につけられたら、というか、これでは私が子どもの時分と変わらないではないか。

繰り返すけど、コンビニのおむすびが好き。

理由は、安定感、かもしれません。

もちろん、品薄のときもあるけど。

場合によっては、一軒目で気に入ったものがないときに、次、次、……ということができる。

そう言えば、お母さんに、代わりはいるのかな?

・・・・・・

親の恩、未だ子知らず。

コンビニ育ち、と言ってみる。














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