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愛という窮屈

堂本剛くんの歌が好きで、彼のカバーアルバムを持っているのだけど、その中に槇原敬之の『ANSWER』という曲がある。

数年前に買った時はやたら暗い曲だなと思っていたんだけど、先日聴いていたらこれがやたらと沁みる。

あの日地下鉄の改札で
急に咳が出て
涙にじんで止まらなくなった
君と過ごしてたさっきまで
嘘みたいだね
もう帰る時間だよ

君と僕の腕時計
一緒に並べて
君と僕の手のひらを
そっと重ねて
愛という窮屈をがむしゃらに抱きしめた

二人会える日が少ないから
いつも別れ際でため息ばかりついてる
何も言わないで
君の姿 消えてしまうまで
見送ってあげるから

君と僕の思い出はまだまだ少ない
ずっとずっと歩こう道を探して
愛という窮屈をいつまでも抱きしめて

春の強い風も 夏の暑さも
秋のさみしさも 冬の寒さも
二人でなら歩いて行けるさ

あの日地下鉄の改札で
急に咳が出て
涙にじんで止まらなくて
手すりを越えて
君を抱きしめた

ANSWER
槇原敬之の曲

苦しい恋をしてたんやなぁ、というのが私の感想で。

これを17歳の時に作ったって言うんだから、感嘆する。


ついつい、私の状況に重ねてしまう。

いつも彼と別れる時は寂しくて。なかなか会えないし、連絡はいつもしてるんだけど。

愛という窮屈、て。

最近ほんとに思う。こんなに好きになるつもりじゃなかったのになって。

好きだから一緒になってやろうなんて思ってない。

でも、大好きだからこそ私のことを一番だと思ってて欲しい。恋人的立ち位置の、オンリーワンかつナンバーワンとしていつまで置いといてほしい。何かにつけて思い出してほしい。いつまでも好かれていたい。飽きさせたくない。
けれど負担になりたくない。

…なんて欲深さだろう。

会える日が少ないから、寂しい。もっと一緒にいたい。

これ書いた時の槇原敬之も正当な恋人ではなかったのかも、なんて想像してしまう。例えば既婚者の男性とか。ただの遠距離の可能性もあるけど。

この曲聴いてると、もっと会いたいなぁと、胸がギュッとなる。

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