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【2022/09】熊本旅行の記録2/2(東京九州フェリー)


はじめに

前回の続きです。
九州横断特急の運休にめげずに小倉駅にたどり着き、連絡バスで新門司港に着いたのでした。

1日目 22時53分 新門司港

iPhone13の広角機能でも収まらない船体

ちょっと前に太平洋フェリーに乗ったときも思いましたけどフェリーの巨大な船体が見えたときって本当にワクワクしますよね。
特に面倒なこともなくチェックインして乗船。今回乗ったのは「それいゆ」の「ツーリストS」です。


最近のフェリーは高めのホテルのようなロビーを普通に備えています
下船するときに撮ったやつなのでベッドが汚いです。。

1日目 23時50分くらい 予定通り出港

予定通り出港したはいいのですが、直後の船長のアナウンスで聞き捨てならない言葉が。
「海上は時化が見込まれております」
私は知っています。東京九州フェリーは初航海の際に大時化の太平洋を進んで船内がリバース地獄と化した過去を。

何にせよ船酔いはしたくないので、持ってきたアネロンを飲み対策は万全。1日歩き回って脚がヘトヘトなので、お風呂に入ってさっさと寝ました。

2日目 7時30分 起床

意外とぐっすり寝られました。脚の疲れはマシになりましたが寝てて変な力が入ったのか首が若干痛いですが。
起床後、朝シャンして朝食を取り、追加のアネロンを飲み、船内をウロウロして過ごしていたのですが、9時すぎに衝撃的なアナウンス。

「エンジントラブルで横須賀港到着が2~3時間遅れます」

てことは夜11時に横須賀港着?終電過ぎてて家に帰れないじゃん!
そして横須賀の実家に泊まることを思い立ち、実家に連絡して(電波は一応通じました)即OKの返事。
安心したのもつかの間、正午ごろに更に悪い知らせが。

「片方のエンジンがぶっ壊れたので横須賀港到着は明日の朝7時になります」

うせやろ・・・
3時間前に実家に連絡したことを取り消し、船内の徘徊もそこそこに「フォワードサロン」に陣取ってKindleで読書することに。

・・・なんか頭痛くない?いや気のせいか。
・・・本の内容が頭に入ってこない。あ、これダメなやつだ。

はい、完全に船酔いしました。だってこの天気だし、なんかもう遊園地のバイキング並みに揺れてるし。
この揺れで立って平然と仕事してる船員の人すごい。
あ、こんな天気なのでBBQは当然中止です。

動画で見せられないのがもどかしい

本能的に「横になりたい」と感じ、外の景色(といっても灰色一色)を見るのは諦めて自分の部屋に戻りしばらく突っ伏していました。
そうしたら先程までリバース寸前だったのが一気に楽に。
おそらくですが、フォワードサロンに座っている間は首だけが船の揺れに自然と抵抗してしまい、体の感覚とズレて酔ってしまったのかと思います。船の揺れを全身で感じられるようにしたら楽になりました。
この体制のまま読書したり、数独を解いたり、ただただ揺れを楽しんだりして時間を潰し、夕方ごろにはすっかり体調は元に戻っていました。

3日目 5時くらい 起床

船内で2泊目を過ごし、起きると「無料で朝カレー配ります」のアナウンスが。
もちろんいただきました。特に風呂も閉鎖されていなかったので2回目の朝シャンもいただきました。

3日目 7時 ついに・・・

横須賀港到着!

10時間遅れで横須賀港到着。
あとでTwitterで調べたところによるとなぜか大島を一周していたそうです。この「それいゆ」は本来なら折返し新門司港行きになるのですが、エンジントラブルがあるので当然運休になっていました。
下船後は横須賀中央駅までひたすら歩きです。

旅を振り返って

いろんなトラブルに見舞われたぶん、印象深い旅行でした。
九州横断特急とかソニックとかは乗れませんでしたし、東京九州フェリーも100%楽しめたとは思っていない(BBQとか)ので、全く同じ旅程でなくとも再走が必要ですね。

こんな感じで過去の旅行記も含めて1週~2週に1記事の目標で綴っていきたいと思いますので、スキを押していただけると大変嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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