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はじめまして。非モテビアンのさつきです。


私について

関西に住む20代のしがないレズビアンです。モテません。
趣味は映画を見たり、美術館に行ったり、旅行したりでしょうか。
本を読むことも好きで、太宰治や坂口安吾など日本近代文学を結構読んでます。いつか文学に関する記事も書いていきたいと思っています。

最近うれしかったことは、めちゃくちゃおいしい天ぷら屋さんを発見したことです。
どうぞよろしくお願いします。

自認について

タイトルにもあるように、私は今のところレズビアンを自認しています。
2年ほど前までは、セクシュアル・アイデンティティがはっきりせず、ずっと悩んでいました。
でも、ビアンバーに行ってみたり、オフ会に参加してみたり、いろいろもがいてみた結果、
レズビアンというラベルが自分にしっくりきたと感じています。

「非モテ」問題とnoteを始めた理由


そして、そこで出てきたのが、「非モテ」問題。
もともとひとめぼれするタイプでもないし、ひとめぼれされるタイプでもない。
オフ会に行ってもみんなで仲良くなって終わってしまう。
クラブイベントはちょっと肌に合わないし、androidだからみんなが使ってる某マッチングアプリは使えないし。
そもそも騒がしいところはあんまり好きじゃないし、それより友達と遊んでいたい。
彼女って必要? と思う一方で、女の子と付き合ったことのない私が堂々とレズビアンを名乗っていいのか、と思うことも。

モテないのがコンプレックスで「レズビアン モテ」とか調べてみたけど、知りたいのはそういうことでもない。

そんなときに、たまたま読む機会があったのが、

ぼくらの非モテ研究会 『モテないけど生きてます』(青弓社、2020年)

「モテない」ことにコンプレックスを抱える(主に)男性が集まり、
自身の経験を言語化し、それについて考えるという活動です。
その本に出てくるのはヘテロ男性が主なのですが、
同じく女性を好きになる身として「わかる~!」というところも多く、
自分もこんな話がしたいと思って、noteを書き始めてみました。

「モテたい」というより、ただただ自分の経験を共有したい、
こんなビアンもいるんだということを知ってほしい、
そして、自分のことが分からなくて、どこにも頼る場所がないように思っていた
あの時の自分と同じような境遇にいるあなたのためになれたらいいなと思って書いていきます。

レズビアン仲間のみなさんへ

最近思うのは、私たちビアンをはじめとして、ヘテロ以外の性的指向を持つすべての人たちが
ラフに集まれる場所がもっと増えればいいのにということです。
出会いを求めるのでもなく、重い話をしに行くのでもなく、
セクシュアルな存在でもなく、かわいそうな存在でもなく、
ただひとりの人間として世間話ができる場所が身近にたくさんあればいいのに。
そんな思いで書いています。

そんな感じで非モテビアンのひとりとして
自分の経験をいろいろ書いていこうと思うので、あたたかく見守ってください。
また、私のビアン人生はまだまだ始まったばかりなので、
お姉さま方にはいろいろ教えていただきたいです。そして応援してください。

読んでくださるみなさんへ

どのくらいこの記事を読んでくれる方がいるかはわかりませんが、
レズビアンの方だけではなく、セクシュアル・マイノリティについてあまりよくわからないという方にも、
ぜひ私の記事を読んでもらいたいと思っています。
その理由のひとつは、レズビアンやその他セクシュアル・マイノリティの
ステレオタイプ以外の人間もいるよってことを知ってもらえたらと思うからです。
私から見たビアンのコミュニティなどの話をしていくことになると思うので、
楽しく読んでいただけたら幸いです。

ただ注意書きがありまして、私は自分のことを「レズ」と表現することがありますが、
「レズ」という言葉は差別的な意味で使われてきた歴史から、あまり好ましくない表現です。
詳しくは別の記事で書こうと思いますが、私自身は場面によっては、
自虐的な意味も込めて「レズ」ということがあります。
これは例えるなら「私バカだし~」みたいなのと同じで、
自分で言うことと他人に言われることでは意味が違ってきますということだけ、お伝えしたいです。

こんな感じの面倒臭い人間ですが、お付き合いくださいませ。


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