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21週から切迫早産で39週で出産

育児記録と言いつつ、妊娠中1番辛かった切迫早産については書いておきたいので綴ります。

21週で切迫と診断されるまで至って普通の妊婦でした。
なんなら悪阻もかなり軽い方だったし、仕事もバリバリやってました。
片道5時間かけてキャンパーの聖地『ふもとっぱらキャンプ場』に行ったりしてました。

今思えば、これらの意識の低さも多少『切迫流産・切迫早産』の原因になったかもしれません。

けど、、思い返してみればめちゃくちゃお腹が張りやすい体質だったなぁ〜っと。

初めての妊娠で、まだお腹もそんなに大きくないときに、どういう状態がお腹が張っているというのかが本当に分からなかったんです。

そして、19週のときにコロナ陽性😇
熱は39度代を彷徨い、咳が止まりませんでした。

私の通っていた産婦人科ではコロナの検査をしてくれなかったので、自力で病院を探して検査してもらいました。
検査してくれた病院がたまたま産婦人科だったので、葛根湯とズファジランという張り止めのお薬ももらいました。

ただ、その当時は妊婦トラブルなんて一切関係ないと思い込んでいたので、なんとなく薬を飲むのは嫌だなぁ…なんて思っていました。
そしてほとんど飲んでなかった。

咳をするとお腹が張りやすくなるんですよね。

コロナ完治後、妊婦健診へ行き「コロナになっちゃったし、赤ちゃん大丈夫かな?」なんて思っていたら、まさかの『子宮頸管長が短いです』と。

先生『あなた今は働いている?』
私 『はい』
先生『切迫になってるからね。とりあえず1週間仕事はお休みして、家事も一切やっちゃダメよ』
私 『??』
先生『基本的にはベッドで寝て過ごして。入院していると思って生活してね。』
先生『張り止めの薬(リトドリン)は毎日6錠でいきましょう』

自分にどんなトラブルが起こっていて、この先どうなっちゃうのかワケもわからぬまま健診が終わってしまいました。
※実際にはちゃんと説明してくれてたけど、頭真っ白でした😅

ここから私の長い長い切迫早産との戦いがスタートしたのです。

通っていた産婦人科は20mmをきったら入院と決まりがあったようです。
私は結局入院は回避しましたが、正期産を迎えるまでにはちょくちょくトラブルが起こりました。

張り止めの薬は手が震えたり動悸がしたりと副作用が強くでる人が多いようですが、幸いなことに私はほとんど副作用が出ませんでした。
少しドキドキするかな?という程度。
これはこれで、ちゃんと薬の効果が出ているのか心配でした。

ここからは主な出来事と子宮頸管長の変化を時系列に書いていこうと思います!

  • 21週 → 29mm
    仕事は1週間休み、絶対安静。
    翌週再チェック

  • 22週 → 39mm
    めっちゃ伸びた。
    在宅勤務でなら仕事してもOKと許可をもらう。
    家事は簡単な夕飯作りだけしてた。ちょっとでもしんどい日はやらなかった。

  • 24週 → 34mm
    平均より短いけど30mm以上あるからまぁ大丈夫だと言われる。
    これまで通り安静気味に過ごすよう言われる。

  • 26週 → 26mm
    短くなっているから安静に!在宅勤務での仕事は許可される。

  • 27週 → 34mm
    そこまで深刻な長さじゃないし、薬を減らしてもらえる(6錠→4錠)

  • 27週(前回の健診の2日後) → 23mm
    めちゃくちゃお腹が痛くなるトラブルが発生し、緊急で受診
    結構深刻だよ…と言われ薬も元の6錠に戻る。
    お尻に注射を打たれる(多分張り止めだけど記憶がない😇)
    絶対安静で仕事も休めと言われる

    腹痛の原因は便秘解消のためにもらっていた酸化マグネシウムが効きすぎたんだと思う。
    💩を気張るのは切迫を進めるからとお薬をもらったのに、そのお薬が効きすぎて切迫が進んでしまった😓

  • 28週 → 25mm
    短くなってないし維持できてるからOKと言われる。
    在宅勤務での勤務なら許可される。

  • 30週 → 29mm
    ここにきてなんでか伸びる

  • 32週 → 25mm
    まぁ32週ならこんなもんでしょうと言われる。
    ただし安静気味にね、と。

  • 34週 → 18mm
    20mmを下回ったけど34週だし入院はしなくていいよと言われる。
    ただあんまり動き回ると早く出てきちゃうかもだから気をつけてね、と。

ということで、私の切迫記録はこんな感じです。
時系列に並べるとそんなに苦労してないように見えるけど、実際は不安でいっぱいでした。
お腹が少しでも張れば、その場に立ち止まりでお腹が柔らかくなるまでずっとさすっていました。
夜寝るときも体勢を気にして寝てました。

めちゃくちゃ不安なのに、動き回って気を紛らわすことすらできない。
切迫妊婦の辛いのはここだと思います。

当時、切迫の方の記録を読んでいると私より子宮頸管長が短くて、もっと苦労されている方もたくさんいました。
私より子宮頸管長が長くても入院と言われ、辛い思いをしている方もいらっしゃいました。

とにかく当時は切迫についてのブログや動画、X(旧Twitter)の投稿まで検索しまくって読んでいたのを覚えています。

毎日、今日が終わった…とカウントして、1週何事もなく過ごせたらその度に安堵でした。
結局お薬も34週までずっと飲んでました。

出産は予定日の1週間前に計画無痛分娩を行ったのですが、切迫妊婦だったからか入院の時点で子宮口がすでに3㎝開いており、最初から麻酔を入れてもらうことができました。
(無痛でも3㎝開くまでは、促進剤での陣痛に耐えなくてはならない)

無事産まれた我が子は本当に可愛くて、夫もとても喜んでくれました。
妊娠中、夫が「早く会いたいなぁ〜」という度に「切迫なんだから、早く出てきたら困る!」っと冗談を言ってました😅

お腹の中で1人で赤ちゃんを育てることにプレッシャーを感じ、早く出産したい!と思っていた妊娠時代ですが、出てきたらまた違う悩みが次から次へと😂

ただ、それも幸せな日々です。

切迫は本当に精神をやられますが、今悩んでいる方には何かで気を紛らわしながら少しでも穏やかに過ごしてほしいです。

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