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【ChiroのNZ進学】どうしてニュージーランドを選んだの? vol.3



1. Intro


留学中に多くの学生が遭遇する場面があります。


それは、同国籍同士の関係について



海外に留学しに行く目的の一つとして

英語を喋れるように!

そうようなモチベーションを持ってパスポートを握るのではないでしょうか。

日本で英語を勉強するよりかは、海外で英語を勉強した方が、
日常的に英語を喋りますし、耳に入ってくる言葉も英語である機会が俄然増えるでしょう。

そんな中で、現地で会った日本人とどうやってコミュニケーションをとるか、、、
英語?日本語?

皆さんはどっちで喋りますでしょうか?


英語を流暢に喋れるわけでもないのに、日本人同士で英語で喋るのは
ちょっと勇気がいることですよね。




1つとても印象に残っているわたしのエピソードを紹介したいと思います。

〈コラム〉同じ時を共有しているのだから


デンマークに留学に行っていたときのこと。

私が行っていたデンマークの学校は、全寮制で日本人の割合が多い学校でした。


そのため共同生活の中で、
日本人だけしかいない時が ”たまたま” あったりします。

例えば、

  • 食堂にコーヒーを飲みに行った時たまたま日本人が3人くらい居たり、

  • 体育館でバレーをしていたら日本人だけだった

  • 一緒に座ったテーブルに日本人しかいなかった


日本人しかいないから日本語で喋る。
無意識というか、当然のように日本語を使っていました。


もちろんケースバイケースの話にはなります。

でも他の国の人からすると、見えない壁を感じるものなのです。



デンマーク人の仲の良い友人に

「日本人が日本語を喋っていると、会話に入ろうと思えなくなってしまう
 私ももちろんデンマーク語を喋る方が楽だけども、
 でも一緒に暮らしているから。」


たとえ言いたいことが英語で言えなかったとしても、

発音が綺麗じゃなくて何度も聞き返されたり

自分が聞き直さなくてはならなくても、

英語をしゃべり続けなくてはならないと思います。


それは、英語が上達するしないに関わらず

共に生きるために、とても大切になってくるマインドセットだと思います。


もう、ほぼ日本人しかいなかったら、私も日本語をしゃべると思います。
でも近くに日本語を喋らない人がいる!と思ったら、
積極的に英語に切り替えられたらいいですね


英語であったら、話に入ってきてくれたりできますし、
何よりも

おなじ時を共有している

そんな気がします。

誰も蚊帳の外に追いやることなく、インクルーシブに生活ができれば

それに勝る瞬間はないのではないでしょうか?



それでは本編へどうぞ。






2. ニュージーランドに渡ったワケ

ニュージーランドについては、デンマークのように昔から夢見ていた国なわけではなく

どちらかというと最近知った国の類いに入ると思います。



結論から入りますと、

  1. 環境先進国であること

  2. 労働ビザを獲得できること

  3. 費用を抑えられること

この三つが大きな理由になります。

1つずつ掘り下げていきましょう。




1. 数字のカラクリと実態 〜ニュージーランドは環境先進国なのか?〜


高校2年生の時、

アジア学院をきっかけに、環境・自然・食・農業・・・
その辺り全般興味を持ち始めました。


高校3年生では、農業科から農場の端っこを貸していただき、実際に菜園に挑戦してみたり

高校卒業後は、有機農業で自給自足をしているアジア学院に、
農場・キッチンボランティアとして働きました。


デンマークのフォルケホイスコーレでは、
climate changeという気候変動に関する授業や
Practical Sustainability, Street food, outdoor, などなど

ご覧になって分かるように、環境保全寄りな授業を組みました。



そのclimate changeという授業で、非常に面白いトピックを勉強

それがこちらの

Earth Overshoot Day


もし世界中の人がその国のような生活をしていたら、いつ地球はオーバーシュートするのか

というのを示している図になります。

オーバーシュート 
つまりは、
地球の資源が完全に足りなくなるということです。



日本は5月16日。つまりわずか5ヶ月ほどで地球の資源を使い切ってしまう
そんな生活を私たちはしているということです。


よく見てみると、
あらニュージーランドは4月11日
デンマークに至っては3月16日と

日本より2ヶ月も早いですね



次のこちらの資料をどうぞ。


Sustainable Development Report 2023より引用
Sustainable Development Report 2023より引用


こちらの資料は、UN(国際連合)から出されている、
最近とてもポピュラーなSDGsの年間レポートです。

注目していただきたいポイントは、資料上部のランキングです。

ニュージーランドは27位、デンマークはなんと3位であります。


ここからどんなことがわかるのか?


デンマークもニュージーランドもともに
環境先進国と言われています。

双方の国とも、自国の資源を早く使い切りますが、

SDGsランキングでは上位に位置しています。


資料からわかるように
あるデータでは良い印象を裏付けるような数字が出ますが、
一方ではまるで矛盾するような結果が出ることもあるのです。




デンマークで気づいたこと、

それはデンマーク人はそこまで環境意識が高いわけではないということでした
デンマークという国としての取り組みはとても素晴らしいと感じましたが
国民がそうであったか、と言われるとそうでもないなぁというのが
本音です。


だったらニュージーランドはどうなんだろう?

どんな教育をしているんだろう?

どんな仕組みがあるんだろう?

数字のカラクリはあるのだろうか?


そんな好奇心に従って、ニュージーランドを選びました。

今とても興味があること、それは、、、

エンバイロスクールについて!

ぜひこちらについても勉強したいと思っています。





2. 漠然と「海外で働きたいなぁ」


こんなふうに思った理由は、デンマークで過ごしたことが強く影響しています。


デンマークフォルケホイスコーレを卒業したのち、
もっともっとデンマークにいたかったので少し滞在を予定より伸ばしました。


観光ビザで3ヶ月追加で滞在できたのですが、あくまで旅行者(tourist)であるので
働くことはできません。

でもなるべく安く居たい!

ということで、ワークアウェイという生活の仕方を選択しました。


ワークアウェイとは

1日数時間(5~6時間)の労働の対価として、
食事・住居を提供してもらうという仕組み



このワークアウェイを、1ヶ月ごとに場所を変えながらやっていました。



そこで感じたこと、、、


    めちゃめちゃ楽しい!


責任もなければ、お金を稼がなくてもいい、というプレッシャーがなかったからかもしれませんが、


のびのびとし、人間関係がとても厚い文化を肌で感じて
ぜひとも海外で仕事をしてみたいと強く思うようになりました。


ただ、海外で働きたい!と思ってもそう簡単でもないのです。

デンマークで働きたいと思っても、今の私ではほぼ100%無理ということを知り、
そんなに甘い世界でもないことを思い知りました。



そんな中でニュージーランドの大学について調べていると、、

大学に在籍した年数分、卒業後に現地で働ける労働ビザを獲得できる


と発見しました。

これは私にとってとても嬉しいニュース!


海外で働きたい!

ニュージーランドの大学を卒業すればいい!


というわけで、ニュージーランドを選びました。





3. やっぱりお金の問題


今現在もこの問題は私に襲いかかっているのですが笑、

やはり海外に行くというのはとてもお金がかかります。


奨学金制度がたくさんあることがそれを裏付けています。



様々な国の大学を調べていく中で、
ニュージーランドが比較的安いと結論つけました。


勿論のことアジアの国はヨーロッパや北米に比べて安いのですが、


ニュージーランドは、

  • 3年制の大学であること

  • アルバイトができること


と、費用を抑えることができます。

留学ワールド 留学費用の比較・節約方法 -国別・目的別-より


されど、年間400万以上かかります。。。😇

さて、どうにかやりくりできるのでしょうか。。。。


今後ともサポートよろしくお願いいたします!




3. Outro


すでに3000文字以上書いています。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました


今回の記事では、どうしてニュージーランドを進学先に選んだのか?

ということについてお話しさせていただきました。


ニュージーランドは実は日本ととても地理的に似ています。
南北に長く、四季があり、島国であること、緯度もそれほど変わりません。

この先ニュージーランドで勉強をして、多くのことを日本に還元していきたいと思っています :D


それでは、今回の記事は以上になります!

Cheers!



Chiro





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