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愛情 〜自分に甘すぎる継母〜

旦那さんから時々「継子に対して愛情が感じられない」「もっと愛情を持ってあげて」と言われる。

愛情?確かに継子に対して愛情はない。それが私の表情や言動から感じとっているのだろう。
愛情はないけど、日々継子の世話をし他愛も無い会話をし、一緒にゲームを楽しむことだってある。まだまだ手のかかる実子2人を面倒見てくれている継子に対して、本当にありがたいなぁと思うときさえある。

子育てには愛情が必須。愛情いっぱいに関われば、もっともっと継子と仲良くなれるかもしれない。頭では分かっている。でも愛情って自然と湧き出てくる感情だと思っている。愛情を持ちなさいと言われ持てるものではないじゃないか。
そもそも愛情って何?愛情の定義は?辞書で調べた。(私はよくこの作業をしている)

【愛情】

相手にそそぐ愛の気持。

  • 深く愛するあたたかな心。

    1.  「母の―」

  • 異性を恋い慕う感情。

【愛】

  1. そのものの価値を認め、強く引きつけられる気持。

    • かわいがり、いつくしむ心。「子にそそぐ―」。いつくしみ恵むこと。「神の―」。いたわりの心。

      1.  「人類―」

    • 大事なものとして慕う心。

      1.  「母への―」。特に、男女間の慕い寄る心。恋。

継子を大事だと思うことは稀にある。あれ?私ほんの少しだけ継子に愛の気持ちを持てている時があるじゃないか。かなり無理やりだけど・・
花マル満点じゃないか!すごいよ、私!

こんなふうに自分に甘く、自分を褒めて、自分を認めてあげなければ継母業なんてただ辛いだけ。他者評価はきっとマイナスな私だけど自己評価は高くてもいいじゃないか。

でも本音は他者に自分の気持ちや考えていることをわかってほしい。共感してほしい。その思いを旦那さんに話しても理解してくれないことが一番悲しくて、悲しみから怒りの感情となってしまう。

私はまだまだこども。悲しい気持ちを伝えるのを飛び越えて、突然怒りの感情をぶつけてしまうことがある。あ、でもその頻度は結婚当初から比べるとかなり減っている。やるじゃん!成長してるよ、私!

他人に理解してもらうことは難しくても自分を認めてあげることは何倍も容易いことだと感じる。

そう、誰がなんと言おうと私は継母という偉業をこなし、日々頑張っているのだ。




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