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山の日

今日は「山の日」⛰
「海の日」があって、何故山はないのか思ってはいた。
大まかに言うと、そのような理由もあり2016年から祭日になったんですね。

若い時は山登りに全く興味はなく、逆に遭難等で救助隊に迷惑かけてなんじゃらほいと思っていた。
でも、ある程度生きてくると登りたくなるんです。
ある日突然心の奥からむくむくと登りたい気持ちが湧き上がってくるんです。

娘にも山を荒らしに行くのかと言われたりして。
まあ、そこは否定出来ないので反論出来ず。
気の根っこを痛めないように歩いたりどんな小さな物でもゴミを捨てる事は一切せずルールを守って登っていました。

心に残る山行はいくつもあるけれど、下山時に足が痙攣する程キツかったのは「表妙義縦走」でした。
群馬県にある山で、見た目はガクガクしている山で、それは山と言われる山の姿とは違います。
前日夜テント泊🏕して、朝早くから妙義神社⛩で無事に登れるよう山岳会のメンバーとお参りして登り始めました。

妙義山へ行こうかと誘われた時に、私でも登れますか?と問うと、大丈夫!登れる。と言われた言葉を鵜呑みにした私が馬鹿だったと気づいたのは、もう既に3分の1位進んだ時だった。
殆ど岩登りです。
勿論ハーネスして、ロープつけビレイしてもらわないと一歩も進めません。
すごいすごい!登れてる!もう少し!とか煽てられたり、元気づけられたりしながら、ひいひい登山。ではなく岩登り。⛏

他の登山者とも遭遇したが、怖いと言って引き返す人がいました。半泣きの女性もいました。
私は、もう取り敢えず進まないと帰れないので進むしかないという気持ちだけでした。
メンバーにも迷惑かけられないし。
懸垂下降とか無我夢中。

日が暮れ始める頃無事に下山。
足は痙攣。どうやって駐車場まで行ったか記憶にありません。
山登りは苦しい🥶でも楽しい😍
生と死が背中合わせのとても危険なスポーツです。
だからこそ、普段目に見えないものが見えてくるんだと思います。

妙義山、年間何人もの死者が出ている山。
今思うと恐ろしい。経験豊富なメンバーに助けられてやっとこさ登れた。感謝です。

低山程危険だったりする。山登りは、十分な装備と知識準備をして持って登りましょう。

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