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規制遠征後アレキサンダー

こんにちは、NBGというチームに所属しているゆっけと言います。
無印ラブライブ!発売あたりからカジュアルに続けていましたが、2021年の博多地区で入賞してから競技寄りに取り組んできたプレイヤーです。
初のnote投稿となりますので至らない所あると思いますが最後まで読んでいただけると幸いです。


はじめに

昨今のヴァイスの環境についてですが、この1月の規制を受けて2024年前期が開始されました。
規制を受けたデッキのリペアや緩和を受けたデッキの開発等に取り組んでいる方も多いかと思います。
そこで規制を受けたデッキの一つ、アレキサンダーデッキのリペアを考えているので記事にアウトプットしたいと思います。

使用理由

最初のきっかけとしては、前期転スラを使用していた時にアレキサンダーにボコボコにされたということなのですが、
(1週目で打点差ができ、ミュウランを2ガッツンで割られ、弱い2週目にアレキサンダーでフィニッシュ)
これを受けてアレキサンダーを組んでみたところ感触がよかったのでメインデッキの候補となりました。
ところが規制前は同じタイトルにネイが存在しており抽選ラインがほぼ無理、ということで使用する機会はあまりありませんでした。
東京ネオスでは他のデッキがなさ過ぎて使用しましたが、ネイに負けて抽選落ち。

ただ、東京もネイにしか負けてないということなのでデッキパワーはそれなりに感じており、自分の構築上お市を1枚しか採用していなかったのでリペアするに至りました。

デッキの強み

ミル強かった

ではどこにデッキパワーを感じたのか?
ということで一度規制前のデッキの強みを書き出してみました。

①0連動により序盤からアグロをしかけられる。
②0連動により山削りが早く、圧縮が高い状態で2週目に入れる。
③0連動の下効果により、宝を噛むほどリソースを確保できる。
④稼いだリソースをルシやアレキ等に還元でき、中盤も弱くない。
⑤光景、バウンス、後列殴り等、相手に対応出来る札がある。

リペア案

ではリペアしていきます。
強みを感じている部分が0連動に依存している部分が大きいため、セイナ選抜で考えています。

ミルが抜ける影響

ダブトリが強かった

宝を噛む能力が低下し、強み③等に影響してきます。
山削りやダブトリによるダメージ増加も担っていたため、影響の範囲は広いです。
先攻を取るとこいつ1枚でトータル3枚ほど多くトリガーしており、1週目の山に対して約40%以上の確率(1枚追加で捲る毎に10%程度)で追加のCXをトリガーしてくれていました。
このデッキでは強み③でも書いた通り、0連動の下テキストにより宝を噛んだ分だけキャラに変換していけるため、その恩恵が大きいです。
ただ、プール全体を見ても神特徴のミルに代わる0レベは存在しないため、
リペアとしては0を安定させられるアマツクをフル投入、そこからサーチできて先攻・後攻ともにアドを取りやすいサクヤを採用しました。

お市の影響及びアルテミスの採用

ダブトリ出来れば強い

規制前からアルテミス4投お市1投のリストを使っていたので自分としては書くことは少ないのですが、お市採用してた方が多いのでアルテミス採用の理由を書きます。
アルテミスは所謂マサチューセッツ型(トップチェック型)のストックを増やせるカードで、五月等と違うのは公開したカードをトリガーできることで打点が上がることです。
このカードにより0連動とは別にアドが取れる可能性があり、0連動と合わせて3面連動以上を狙いに行けます。また、ダブルトリガーするということは打点を上げて尚且つ宝を捲る確率も上がるので、前述の強み①③ともマッチしています。
それに対しお市はCXが必要ない代わりに①コスト=1アドで確定回収となっており、安定寄りのカードと言えます。
(ダメージをコントロールしつつ光景を拾って長期戦を制したような試合もあるので必要なカードではありました。)
また感覚値ではありますが、通常の回りをしていればアルテミスを出していても手札が枯れることはなく、お市のテキストを1ターンに2回以上使う機会もほぼ無いと思うので、CXが貼れない時の緊急用として1枚の採用にしました。

また、そもそもこのリストになったきっかけが、パズドラが出た当初の入賞リストにあり、こちらは0を17枚に絞ってアルテミスのストブを最大限に活かす構築となっています。
このリストをコピーで回した結果、アルテミスは強いと感じた代わりに、0の数が少ない&0の変換カードが無いため0で多パンできない状況が多く、0の枚数を増やす&アマツクを入れた形にしたのが現在の私の構築になります。

完成したデッキがこちらです。
規制部分以外は大きく変わっていないですが、ミルが抜けてサクヤを入れた分アグロ性能が低くなっており、見た目以上に0の立ち回りが変わることになりました。

改良の余地あり

カードの採用理由など

全部載せても長いので枚数調整をしているカードを中心に解説していきます。

レベル0

トップチェックも意外と強い

規制前も出来れば2投したいと思っていましたが、枠の関係でピン投だったため2に増やしてみました。
代わりにメタトロン(控えフィレス)等を積んでも良いですが、トップチェックストブも強く、0連動を連打したいデッキのため優先したいのはこっち。

意外と強かった

他1体以下で45レベル1
アマツクから先攻で投げると返ってくる可能性が高い。
先攻で投げるカードがなくなったため使用してみたが意外と強かった。

レベル1

2ガッツンが使える対面だと相当強い

最序盤以外は0の出力が低く、1連動を割れる最低ラインのパワーを確保しつつ、クロツーで引いた余分な宝等を変換でき、相手の2レベを牽制出来る良カード。
アリス全盛期は4投が基本でしたが2ガッツンが活かせる対面が少なくなったため3投。

うーん、この

黄色のお市と噂のイーリア。但しお市と違い何故かレストコストがあり、更に回収対象が緑+神ではなく黄色+神になったので光景が取れないというバグが発生します。
また、山サーチは良い時と悪い時ありますが、こういうカードでの山サーチはプランニングが立てづらいため使いにくいです。

何故神じゃない。そして何故緑しか…

アルラウネ
1/1緑レベル応援で、宝貼った時に1500パンプを2体に付与。
こちらのカードは神特徴でも無いため採用していない方もまぁまぁいるのですが、環境次第だと思います。
2レベから出すなら基本的にヌトの方が優秀なのですが(何故か緑にしか応援が付与されないし…)、こちらは1レベから出すことができ1帯のパワーラインの低さをカバーしています。
現環境強そうで、相性も悪そうな8枝プロセカの85ラインを突破できないとボコボコにされる可能性があるため今期も抜けないかなと思います。
前期は8電ホロの90ラインや岸辺2面の80ライン等があり抜けませんでした。

レベル2

強い

2ルックで見たカードを0連動で処理したりできるのはもちろん、ソウル上昇が偉く、CXが引けてない時のルシファー面取りプランの時や再スタ時の打点調整が行いやすいのがデッキとかみ合っています。
2投したくもあるのですが、枠が無いためピン投。

意外と刺さる対面がある

神特徴の助太刀はこれとメタ拳の2種類しかなく、何かと思い出に送るのが強い対面も多いので採用。
環境によっては早出しメタ拳なども使うかもしれません。

見えない圧がある

上下拳もありますが、コンソール拳と比べて基本何もしないことが多いためこちらを採用。
貼ってるCXを返さないようにしたり、山1残ししようとしている相手に打ってリフ後光景を狙ったり・・・
相手がケアする必要があるため、上下拳よりゲームに影響することが多いです。

パンプだけも稀に使う

面倒なキャラをバウンスしたり、パワーラインを形成している相手にバウンス+1500パンプで助太刀圏外で殴りに行けたりと役割が多い1枚。
赤を採用するリストもありますが、このカードがあるため黄色を採用したいまであるカードです。

特殊相殺もできる

このデッキの弱みとして、早出ししたアレキサンダーは守りたいのに、守るとダイレクトが空いて再スタで詰め切れないというパターンが多く、その弱点を補う1枚。
相手がアレキサンダーを割るのを諦めて手裏剣圧縮した場合、余ったリソースで後列2体を連パンできることもあります。
また、3レベ早出し+メタ拳を構えてくる相手に対してはアレキ・ルシで殴れないためこちらを使って処理することもでき、バウンスと並んで役割が多いです。

レベル3

パンプ値間違えたやろ

CX2枚以下条件の早出しヒール。
早出しヒールで115出るカードはかなり少なく、CXが無い時や面取りヒールしてれば勝てそうな時に出します。
ヌトがいるとMAX135になり、助太刀を構えると165と突破され辛い。
但し、ルシルシヌトと展開すると詰めのコストに影響してきたり、ダイレクト空きすぎ問題でアレキサンダーが通らなくなるため、相手3-0で今の山で決着付きそうだなと思うくらいじゃないと2面は出さないです。
4枚入れてもいい性能ですが、上記のように1ターンに2枚に出す機会が少ないのと後述のゼウスを入れるために3枚に減らしました。

コストは重い

アレキサンダーのCXを確保できなかった時に詰めが弱すぎて採用したカード。
また、アレキサンダーは基本的に圧縮の強い山に弱いため、光景以外で相手の山に干渉出来るカードとして採用。
例えば相手山1~3枚、残りCX確定1枚等はアレキサンダーで殴ってもキャンセル確定、且つその状況で光景を投げるより打点が稼げる状況になります。

CXを引けないならこのカードよりエスカマリを入れてアレキサンダーのCXを引きに行く考えもあると思いますが、ヒール数の確保や詰めの補助等、他にも役割があったためこちらを採用。
エスカマリの役割は最終ターン前にCXを切って耐えをMAXに見た返しにCXを引きに行くカードだと思っていて、
その他の場合、エスカマリが特別に必要だと思うシチュエーションがあまり思い浮かばなかったため抜いています。
例えば2週目の初めに出すパターンだと、1週目8バックを優先せずにCXを持っておくか、CXが無く且つ打点を上げたいのであればルシファーヌト面取りした方が良いと思うことが多く、2週目以降はトリガー等でCXは1枚持っていて、CX入替をするのが基本だと考えています。
(規制後に試すために1枚買いましたがまだ3,000円して泣きました。)

①払ってから効果選択宣言なので気を付けよう

規制されなくて良かった1枚。
こいつのおかげでストック圧縮を牽制し、圧縮山に弱いアレキサンダーの補助を行っている。
このカードが無ければデッキが成り立っていないと思う1枚。

扉宝の可能性や他のデッキとの比較

さてこれまではリペアの方向性として0連動選抜で考えてきましたが、アレキサンダーは下を扉にした4色型も存在しており、先日のババロコの公認でも複数人使用者がおりました。(その人に負けて3-1。)

自分は軽くしか回してないので多くは語れないのですが、後列を揃えないといけない&マドゥのハンド条件等の影響で0のアグロができない代わりに
ラーホル1/0ミニー互換5枚集中リーチェ辺りの強いカードを採用できるのが強みです。
個人的にはアグロができる束を握りたいため選択肢から外れそうですが、4色の条件をクリアできれば相当強いカード達なので注目しています。

L0の宝連動を使うという似たコンセプトの別タイトルとして宝枝プロセカがありましたが、
あちらは4宝であるのと、0の足回りが霞・雪精があるパズドラと違い3000移動やオカ研になってしまうこと、パズドラの0連動が常時宝処理能力を持ってること、詰め性能が低いこと、光景のあるなし等、トータルでパズドラに軍配が上がると思っています。
追加来たあとのレシピはあまり見たことがないのでそちらの可能性はあるかもしれません。

違う似たコンセプト(2帯で3連動を早出ししてリソースを稼ぐ)としてかなマリが思い浮かびましたが、
あちらはアグロできる足回りではなく、基本的に0~1帯でCXは貼らない動きになると思うので自分の選択基準とはマッチしませんでした。


おわりに

環境初期であるため仮想敵はこれから変わると思いますが、パズドラは1ブースターにしてはカードがあり、対策カードや拳などは環境に合わせて変えることになります。
また、前期はネイがいる関係で抽選タイトルではありませんでしたが、今日のふらめ杯の分布では20チーム60人で使用者1名と、十分抽選を狙えるタイトルになっています。

以前よりデッキパワーが落ちたことは確かですが、抽選がある地区大会では握ってみてもいいタイトルなのではないでしょうか。
地区大会までにまだ多くの新規タイトルがありますが、アレキサンダーを使う・対面する際の参考になれば幸いです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
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