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キャリアコンサルタント試験を受ける方のお手伝いをすることになりました


ひょんなことから、次回の国家資格キャリアコンサルタント試験を受ける方のお手伝いをすることになりました。


内容はロープレの観察者役とフィードバック。




受験者の支援はあまり関心が強い領域ではないと前に書いたような気がします。


ただ、それは「事業にしたいかどうか」という視点です。
事業とすると、ある程度それが主体になってくるような気がしています。
仮にキャリコンを事業としてできるチャンスがあるとするなら、企業で働く人や求職者のキャリアコンサルティングをしたい。
今はそういう思いが強いので、受験者の支援は仕事として深めたいものでもないかな、と思っています。


ただ、今回は繋がりのある方から話をもらいました。
資格者として責任をもって務めるのは当然ですが、仕事として支援をするわけではありません。
キャリアコンサルタントの試験が「合格点を上回ったら合格」という試験である以上、周囲を蹴落とす必要がないので、試験に合格したい方がいらっしゃるのなら少しでも力になりたいです。


そんなわけで引き受けることにしました。



さて、そんな中、問題として大きいのは、自分が受けた23回の試験以降“ロープレ”をしたことがほとんど無い、ということです。

学生さんと面談するなかで、話を引き出そうとキャリアコンサルタントっぽいことをやっているぐらいです。

実技の点数もギリギリの合格ラインでしたし。
そもそも点数的にも参考になるのだろうかと思ったりもします。
良い点を取って合格した人なら参考になるだろうけど。

本当に大丈夫なのかな、と不安も大きい中でのお手伝いになりそうです。


とはいえ国からお墨付き(?)をもらっている立場でもあるので、自分の経験も踏まえながらできればいいなと思っています。



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さて、少し話を変えて、キャリアコンサルタント試験のロープレの話。


試験が終わった今から考えてみると、15分って結構あっという間なんですよね。
学生さんと面談してると、ちょっと最初の雑談をしていると15分とか20分だとあっという間に過ぎていきます。
(初めてのロープレだとすごく長かったのにね…。)


それだけの時間しかないんですよね。


そんな短い時間で15分でクライアントのことを理解しようなんてできるはずないですよね。
たったの15分ですから。


全てを理解しようなんて烏滸がましいですよ。


そう考えると、15分のロープレで見られるところも確かに限られてくるな、と。


展開しようにも15分で聞ける情報なんて限られてるし、たったの15分で展開している方が本当にクライアントの想いや根本の問題点がキャリコンの見立てと合っているのか怪しいです。


15分でできることって、

・クライアントの話を聴く姿勢を見せること

・クライアントに不快感を与えないこと

・きちんとクライアントの話を聴くこと

・クライアントの話を広げること

・(クライアントと真因と違ってても)クライアントの話と筋道が通った見立てを持ち、支援方法を考えながら聴くこと

それぞれがちょっとずつ繋がってくるけど、これぐらいでしょうか?


“問題の解決に繋げる”という面ではできることってあまり無いのでは?


私が試験の練習をするときは、「試験対策のロープレにならないようにしよう」と意気込んでたんですよ。

でも、実際にロープレをやってると「試験の合格」のことを考えるので、15分でどうすればいいかというのを無意識に考えてるんですよね。


やることはシンプルで当たり前のことなんだけど、実際にやるのは難しい。





学生と面談で話す機会が増えてきて、15分が短いことを感じながらの感想でした。



そう感じられるようになったのも自分の進歩なのかな?

でも、1年前は学生と面談しても雑談することすら得意じゃなかったので、確かに進歩はしてるのかもしれません。



ある意味、この考えも観察者とフィードバックをする時に大事なのかもな、なんて思いました。




まもなく日付が変わって2月。

2024年になってから1ヶ月が過ぎます。
皆さんの1ヶ月はどうだったでしょうか?


私はどうでしょう?

とても面白い1ヶ月を過ごすことはできたと思います。

でも、まだまだやりたいことはたくさんあるので、少しずつ前に進んでいきたいな、と思います。



ここまでお読みくださりありがとうございました。
是非また読みにきてくださいね。


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