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バレエ歴20年(英国ロイヤルメソッド)、国文学修士 専門は主に近現代文学のアダプテーシ…

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バレエ歴20年(英国ロイヤルメソッド)、国文学修士 専門は主に近現代文学のアダプテーション(書籍→映像作品)研究・日⇄英翻訳研究。 国語の先生/バレエの先生

最近の記事

アイラブユーが世界を救う(かもしれない)

バカリズムさん脚本、日テレで放送された話題作『ブラッシュアップライフ』を約1年、 私は見事にこすり続けた。 勿論、これは『ブラッシュアップライフ』という作品が1年間ずっと自分の生活のそばにいてくれて、私は作品をずっと楽しみ、おもしろがり続けたということ。 この1年、あまりに世界中で不条理なことが起こりすぎていた。 むしろそれら全てはどれをとっても片づいてもおらず、終わっていないし終わる気配もない。 このままどんどん状況が悪化し続けることだってあり得るし、本当に世界が終

    • フィギュア4回転時代の先に開かれたもの〜2023年世界選手権を終えて〜

      暗いコロナ禍を経てようやく叶った、声出しOKのフル観客でのフィギュア世界選手権。 演技を終えた選手の皆さまから口々に観客への感動が聞かれるほど、暖かなムードの会場でしたよね。選手たちが喜んでくれることに心の底から幸せを感じる毎日でした。 3年もの間、大幅な人数制限や声出しの禁止、そもそも無観客で行われた試合も多く、私たちスケオタはテレビの前で必死に応援するしかありませんでした。 どんなに応援していても、やはり氷上の選手たちに伝えるのは限界があった... だからこそ今回、色

      • フィギュアスケートとバレエ【ネイサン・チェン選手の魅力解剖】②

        ①の記事では、 ネイサンとの出逢い、 そして観ている側の印象を最も左右すると言っても過言ではない 「アラインメント(身体と顔の向き)」について抽出した内容を記してみました。 この「アラインメント」が不十分で身体がペタッとして見えると、ポーズの1つひとつに立体感が生まれません。 何となく素人っぽい、子どもっぽい印象になってしまいます。 両肩の位置、骨盤の位置、頭の向きが全てポジションに当てはまることで、ネイサンのもつ「流れるよう」で「こなれ感」があり、私たちが観ていて「気持

        • フィギュアスケートとバレエ【ネイサン・チェン選手の魅力解剖】①

          世界中のフィギュアスケートファンを魅了したネイサン・チェン選手。 彼のファンである私たちは、正確で危なげの無いジャンプに惹かれたというよりは、 全体のラインの美しさやフリーレッグ、 そして音楽性などに魅力を感じている方が多いのではないでしょうか。 フィギュアスケート歴はない私ですが、 幼い頃から、母がいつも冬になるとテレビでスケートをつけていた影響もあり 何となく一緒に観ることもままあったのですが.... 自身がずっとバレエを(割と真剣に)していたことから 「若干伸

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