こんにちは。さてさて、本日はどんな知的でスマートな本に出会えるのか…kindle図書館 館長よっちゃんの今日のおすすめはこちら！

新発売で気になる本がありましたので、今日はこちらをご紹介！
浅見陽輔さんのコスパの経済学

経済学と聞いて何を連想しますか？
「自分には関係ない」「よく分からない」「政治家が考えることだ」
人にとって色々だと思いますが、共通するのは今は別に必要ではない。
ではないでしょうか。

それが全然違うんです。実は私たちの生活にものすごく関係があって、知っているのと知らないのとでは今後の生活のコスパに差が出てくる内容なのです。だから紹介したくなりました。

ビール缶135ml、耳かき、焼肉食べ放題、100円ボールペンなどのコスパから車や保険や健康などのコスパまで幅広く解説。これ、関係ない人いませんよね？専門用語も分かりやすい例えで道案内してくれているので、迷子にならずに最後までたどり着けます。

著者の浅見さんは現役の銀行員。証券アナリスト、ファイナンシャルプランナーの資格も持っているkindle作家さんです。筋トレマニアでもあるそうで、筋トレ関係のkindle本も数冊出されています。

そんな浅見さんは、自分の生活をお手本に分かりやすく私たちが実生活でお金も時間も情報もいかにコスパよく過ごせるか、そして幸福感を高め、より良い人生を生きる新しい視点も投げかけてくれています。

例えば「限界効用逓減の法則」
聞いたことないですよね？これを「消費量」と「満足度」に置き換えています。これだけでグンと身近になりませんか？なんかもうすでに理解した感も得られるお得感が…。

「情報の非対称性」
これは、商品を売る側と買う側の情報量の差の話。野菜の産地が分かっても、使用農薬や収穫日、鮮度などは売る側と買う側では同じではないですよ、ということです。世の中ほとんどがそうなのです。では、それを踏まえてどのように意識することでコスパよく選択できるかのヒントがたくさん出ているので、要チェックです！

「比較優位の原則」
ここでは絶対優位と比較優位の話が出ています。
私の大好きな「ナンバーワンにならなくてもいいもともと特別なオンリーワン」を経済学理論に基づいて丁寧に解説してくれています。

私は感情的に考えがちなので経済学理論で説明されてとてもすっきりしましたし、納得できました。

日本と外国、自動車産業と服飾製造などのように分かりやすくイメージしやすい例えを使ってくれるので、置いていかれることなく読み進めていく事ができます。

自分が得意なことをする、というのもよく聞くフレーズです。でも、コスパの経済学からの視点だと、「なぜ」がきっちり説明されているので、これから自身をもって「自分の得意なことをする」ができるようになるし、その後の展開を自分で選択できるようになること間違いなしです。（浅見さんの得意なことをやって来たプロセスももちろん教えてくれています）

自分の選択に自信が付くことは人生では超大切なことです。それを手に入れることができるこの本はぜひ一度は読んでいただきたいですね。

私は、今こうしてnoteに通常の記事やkindle本の紹介記事を書いていますが、好きなんですよね。好きで一番得意なことです。もちろん私より文章が上手な人はごまんといます。でも、他の人と比較しないのが浅見流。

「自分にとって得意なことを１００％やる」のと、「得意なこと５０％得意なこと以外５０％やる」との比較で、自分が得意なこと１００％の方がコスパが良いのが本書で説明されていて迷いがなくなります(^^♪　

私にとっては迷いが無くなるのは凄いコスパだと思います。迷う時間が減るのは時間の有効活用になりますから。（迷う時間ってグルグル思考が回ってあっというまに時間が過ぎたりします）他にもあるんですが、今回これが私の一番のコスパ改善になりますね。

「ナンバーワンにならなくてもいいもともと特別なオンリーワン」好きの
よっちゃがお届けしました(^^♪

今日ご紹介のコスパの経済学
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