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軌道修正の難しさ

みなさんおはようございます。今日は軌道修正の難しさというちょっと難しい話をします。

軌道修正と聞いて何が浮かぶでしょうか?私は何か計画を立てたとき、その計画通りに物事が運ばなくなったときにするものだと思っています。計画通りにならなかったら計画を変える。そんな当たり前のことであっても、実はものすごく難しいものであると思っています。

例えば、人間にはプライドがあります。プライドの大小の差はあれど、誰しも持っているわけだから、もし計画通りにいかない場合、素直に計画が間違っていた、もしくは状況が変わったから、計画を練り直さなければならない、って思えるでしょうか?

私はとても難しいと思います。私自身そうならないように気を付けていますが、どうしても間違いを認めるというのは意地を張ってしまいできないだろう、と思っています。ただ、そうやって自分自身の欠点として認識しておけば、折れるタイミングとかを考えやすくなるかとは思いますが。

ただ、個人レベルだと間違いを認めるのはまだそれほど難しくはないかもしれません。これが組織レベル、国レベルともなれば、余程のことがない限り間違いは認められないでしょう。今もなお続くコロナ禍で、なかなか5類に変更できなかったし、経済活動も世界が再開していても、日本はなかなか一歩を踏み出せませんでした。

当初から状況が変わったのに、その後軌道修正がなかなかできなかったのは、やはり計画通りに進めないといけない、という思い込みがあったからでしょう。しかもそれで莫大な費用がかかってしまいました。ただ、そのかかった費用を無駄にしないためにも、状況を常に把握し、柔軟に軌道修正できるそんな個人、組織、国でありたいものです。

誰しも間違いを認めたり、状況が変わったことを認めるのは難しいというのが今回のコロナ禍で分かったと思います。

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