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中学校勤務していた頃


岐阜県下呂市きたはら音楽教室の代表で、
Beauty Japan 岐阜の初代ファイナリストの北原かおりです。


2024年私の挑戦は、Beauty Japan岐阜です!グランプリを獲って日本大会に行くことを目指しています!



大手音楽教室を7年間勤務した後、市内の中学校の音楽の非常勤講師として2年間勤務しました。

音楽の先生にもいつかなれたらいいなと思っていたので、教育委員会から講師依頼が来た時迷わず「ぜひ、やらせてください」と返事をしました。

今は閉校してしまいその中学校はないですが、山の上の小さな学校。全校生徒が50人足らずの小規模校でした。

始め、生徒はとても大人しくてこちらの様子を伺っているように見えました。

前の先生が、大大ベテランの先生だったのできっと頼りなく思えたはず。

でも、熱意を持って授業していたら子ども達とも打ち解けてきました。

合唱指導が主な授業でしたが、心の状態が素直に出るのが合唱です!

クラスで何か楽しいことがあると、みんな明るい表情で歌う、前の授業で先生に怒られてたりするとどんより暗い合唱になる。

クラスの状態がそのまま声に現れると言っても過言ではないのが、合唱です。

だから、音楽の授業は心を開放できる楽しい授業にしようと、意識してみんなと向き合っていました。先生方から、「音楽の授業後は、子ども達元気に教室に来るよ、ありがとう」
こんな風に言っていただくこともありました。

市の音楽会では、下呂市で一番少ない人数での合唱でしたが、少人数でも一人一人がしっかり声を出して、美しいハーモニーを会場いっぱいに響かせました。それ以降も、あの時の合唱はすごかったねと、色々な方に褒めていただけるような伝説の合唱となりました。生徒たちも違う学校の先生方からも褒めていただけて誇らしかったと思います。

生徒たちと信頼関係が築けて、授業も楽しくできましたし、授業以外の時間に私がああだこうだと指示しなくても、自分たちで改善点を意見交換したり、毎日練習していました。そうすることで自主性が高まりました。また、授業をするごとにさらに合唱に磨きがかかって、生徒たちの自信になっていきました。

今のピアノ教室でも、私は感じさせたり考えさせたりすることをレッスンで取り入れています。
自分で感じたり考えたことは、一方的に言われたことより遥かに記憶に残ります。そして、やる気で向かえるようにいいところを積極的に褒めポジティブな声掛けををしていると、自ら練習する子になっていきます。

いかに、やる気を継続させることができるか、これがとても大切だと思います。これからも、生徒一人一人に寄り添い、安心して心を開放できる教室を心がけていきます。


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