こんにちは♪
岐阜県下呂市きたはら音楽教室の代表で、
Beauty Japan 岐阜の初代ファイナリストの北原かおりです。

2024年私の挑戦は、Beauty Japan岐阜です！グランプリを獲って日本大会に行くことを目指しています！

「二人目はいつなの？？一人っ子は可哀そうだよ？？」

最近は子供も大きくなったので言われることはないですが、子供が保育園、小学生のときはもう何度言われたことか・・。

お店であった知らない人にも、
「お母さん、子供一人なの？？それ可哀そうだよ！！」

私はその度に激しく落ち込みました。

私は子供ひとりの親ですが、実はもう一人生まれてくるはずの男の子がいました。
二人目の妊娠４か月後半の時、３万人に１人なるか、ならないかの確率の病気があることが判明し、間もなくお空へと帰っていきました。

その時人生で一番泣いたし、悲しすぎてしばらく死んだように過ごしていました。でも、今私のそばで無邪気に笑っている子供を大切にしなければと、それを糧に乗り越えられたし、お空に帰った子供も私がこんなに落ち込んでいると心配するんだろうなと、少しづつ思い立ち直れました。

妊娠出産って本当に奇跡なんだな、普通のことじゃないんだと身をもって体験し、今私の命があることも、みんなの命があることもとてもすごいこと、当たり前のことなんかじゃないといつも心で思っています。

だから今来てくれている生徒さんもみんな大切なかけがえのない子たちです。

二人目の子がお空に帰った日、私は夢でこんな声を聞いたのです。
「ママ、ピアノずっと頑張って続けてね」

私は育児が大変過ぎてしばらくピアノやピアノレッスンを実は休もうとしていたのです。
でもこの子は、これを私に伝えるためにおなかにやってきてくれたのかとも思い、どんなに大変でもピアノやピアノレッスン（教室）は周りの人の協力もたくさんあって続けられました。

あの時教室を止めなかったから今があるんだなと今はそう思え、お空に帰った子に大事なことを気づけせてくれてありがとうという気持ちで、毎日お線香をあげています。

両親と、子供を連れて旅行に行った際（二人目の子がお空に帰って半年ほど後）旅館で夕飯を食べにお店の前で待っていると、見ず知らずの旅行客の団体がいらして、その前を通り過ぎる頃

「ねえ、そこのお母さん、子供一人ってすごく可哀そうだよ。なんでそんなに可哀そうなことするの？？」

とその中の人が声をかけてきました。
今思うと酔ってよくわからないまま何気なく言った一言だったと思いますが、本当に傷つきました。

一人っ子が可哀そうって誰が決めたの？？

子供がいてもいなくても、一人でも二人でも、優しい世の中になるといいなと切実に思います。