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38.子供の頃

卒業式のシーズンですね。
周りにも、お子さんが卒園や卒業の方も多く、
息子の卒園卒業のことや、自分自身のことも
思い返しています。

もう戻れない子供時代だから、とてもキラキラした
思い出に感じられます。

私が育ったのは、めちゃくちゃ田舎というほどでも
なく、ほどよい田舎でした。
近くに田んぼや畑があって、春にはレンゲが咲き乱れていました。お姫様のようにお花の中に埋もれてみたくて、寝そべってみたことがありましたが、
全く寝心地も良くなく、なーんだこんな感じか、とすぐに起き上がったのを思い出しました。

両親が共働きだったので、保育園に通っていました。当時は給食を食べ終わるまで許してもらえない時代だったので、好き嫌いの多かった私は、みんながお昼寝の時間になっても、部屋の外に机を移動させられ、ずっと給食を前に座っていました。

ものすごい泣き虫の子供でしたが、お迎えに来てくれたら、もう給食の嫌いなものを食べなくても帰れる、と心の中で冷静に分析していたのも記憶に残っています。泣き虫なのに、実はふてぶてしい子だったようです。

小学生時代、泣き虫はマシになりましたが、人前では絶対に歌えない子でした。
音楽の歌のテストの時、黙ってしまい、あとで別室でテストを受けたような記憶があります。人前で歌う勇気がないのに、強情な子だったのでしょうか。

こんなエピソードで説得力は全くありませんが、
子供の頃って、今思えば、全てが宝物に思えます。
今の自分は、子供時代があったからこそです。

今の時代は、モノが豊富で、いろんなことが経験できるようにもなりましたが、昔の子みたいに、バカみたいなことをあまりできなくなったような気がします。

子供達が、子供の時にしかできない経験を、たくさんできるといいなぁと思った日。50歳まで131日。


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