160: Blondie / Rapture

ブロンディのアルバム『オートアメリカン』からは、「夢見るNo.1」の他にもう1曲、「ラプチュアー」もUSナンバー1となっています(UKは5位)。
この曲は、「ラップが入った曲で、初めてUSナンバー1になった曲」として知られています。
ブラックミュージックから派生したラップの最初のUSナンバー1が、「金髪」をバンド名にする白人グループの作品というのも不思議な話ではあります。
デボラ・ハリーのラップは、黒人ラッパーのそれとはだいぶ異なりますが、あまり「本物」過ぎなかったところが、ラップに縁のなかったリスナーにも聴きやすく、拒否反応されることなくヒットに結びついたのかもしれません。
ちなみに、MVの中でちょっとだけ登場するDJは、画家のジャン=ミシェル・バスキアです。

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