827: The Milt Jackson Quintet / Bags' Groove

MFQの「フォーク」を「ジャズ」に変えると、偉大なるジャズ・コンボになります。
ただし、ミルト・ジャクソンが書いたこの曲を、ブルーノート・レコードで最初に録音した時点では、まだ「ミルト・ジャクソン・カルテット(1)」でした。
ちなみに、ここではルー・ドナルドソン(アルト)が参加しているので、「ミルト・ジャクソン・クインテット(2)」となります。
この録音の直後、グループ名が「モダン・ジャズ・カルテット(3)」となります。
面白いのは、(1)から(3)まで、すべて略称は『MJQ』というところ。まあ、狙っていたとは思いますが。
シンプルなブルース進行のナンバーですが、それゆえにアドリブ自慢の猛者たちが好んで取り上げ、数々の名演を残したことにより、ジャズ・スタンダードとなった名曲です。

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