514: Mountain / Flowers Of Evil

昨日のPiLが『ロマンスの花』なら、こちらは『悪の華』。
ニューヨーク州ロードアイランドで結成されたハードロックバンド、マウンテンが1971年にリリースしたアルバム『悪の華』(US31位)は、A面がスタジオ録音、B面はライヴ録音という構成でした。
巨漢のギター/ヴォーカルのレスリー・ウェストのイメージが強いですが、音の方は見た目に反してシャープでタイトなサウンドでした。
また、メンバーにキーボーディスト(スティーヴ・ナイト)がいて、かつベースのフェリックス・パパラルディがクラシック音楽専攻であったせいか、プログレッシヴ・ロック的なアプローチもありました。
タイトル曲のこの曲も、まあ、ハードロックではあるのですが、ピアノがど真ん中でガンガン鳴っていて、なかなかジャンル分けが困難なサウンドではあります。

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