109: The Style Council / Walls Come Tumbling Down

ザ・ジャムを解散したポール・ウェラーは、キーボードのミック・タルボットとザ・スタイル・カウンシルを結成します。キーボーディストを相棒にしたところは、スモール・フェイセス・フリークらしいですね。
この曲は、1985年にリリースされた2ndアルバム『アワ・フェイバリット・ショップ』(UK1位/US123位)からの1stシングル(UK6位)。ピアノとオルガンがサウンドを支配しています。後にポール・ウェラーの妻となる、D.C.リーのボーカルもパワフルですね。
このMV、明らかにイギリスの風景ではないことだけは当時でも分かりましたが、ワルシャワで撮影されています。
「スタカン」と言えば「お洒落」なイメージがありますが、まだベルリンに壁があった、そんな時代に、「壁は倒せるんだ!」と歌う「熱さ」を秘めていたことは忘れてはいけないと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?