991: Fairport Convention / Meet On The Ledge

フェアポートからもう1曲。
1969年1月にリリースした2ndアルバム『ホワット・ウィー・ディド・オン・アワ・ホリデイズ』は、その後のフォークロック路線が示されたアルバムとなりました。前作に参加していたジュディ・ダイブルが脱退し、このアルバムからサンディ・デニーが参加しています。
あまり注目されることの少ない作品ではありますが、ディランやジョニ・ミッチェルのカヴァー、彼らのオリジナル、そしてトラディショナルと、楽曲の幅広さという点ではこの作品が一番かも知れません。(その分、統一感に欠ける、と評価されているのか...)
リチャード・トンプソンが書いたこの曲では、イアン・マシューズと彼女がヴォーカルを分け合っています。
この曲、彼らのコンサートの定番曲で、セットの最後に演奏され、「もうアンコールは無い」という暗黙の合図になっているようです。

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