305: Joe Jackson / Happy Ending (featuring Elaine Caswell)

70年代も終わろうかと言う時期に、UKのニュー・ウェイヴ・ムーヴメントから登場したピアノマンがジョー・ジャクソン。
デビュー当初は、ビート・ロックっぽい曲が多かったような気がしますが、1982年にニューヨークに移り住んでからは、ジャズやラテン音楽を取り込んだサウンドが増えていきます。
ちょっと意外なのが、知名度の割に、チャートアクションがふるわないこと。
シングルのトップ10入りは、UK2曲・US1曲のみ。アルバムも『ナイト・アンド・デイ』(UK3位/US4位)がトップ10入りしたのみです。
この曲は、1984年にリリースされたアルバム『ボディ・アンド・ソウル』の収録曲で、2ndシングルとしてもリリースされましたが、最高位はUK58位/US57位と、こちらも大変地味なものとなっています。
冒頭、ピアノマンと書きましたが、この曲では、ピアノではなくアルトを吹いています。
売り上げは地味でも、エレーヌ・キャズウェルとデュエットしたこの曲は、メロディも美しく、個人的には大好きなポップ・ソングです。

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