428: Amy Winehouse / Rehab

エイミー・ワインハウスの代表曲と言えば、真っ先に挙がるのがこの曲でしょう。
アルバム『バック・トゥ・ブラック』からの1stシングルで、UK7位/US9位のヒットを記録します。
また、2008年のグラミー賞では、最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞、最優秀女性ポップヴォーカル賞の3部門を受賞します。
R&B調の曲なのですが、かなり古い時代のサウンドを狙っているところが、逆に新鮮に響きます。
このあたりは、プロデューサーのマーク・ロンソンのセンスの良さを伺い知ることができます。
タイトルの「リハブ」は、リハビリのこと。アルコールや薬物依存症の彼女が、リハビリ施設には入りたくないと歌う、実生活に基づいた内容ですが、エイミーのその後を知ってしまうと、複雑な気持ちになります。
それにしても、エイミーは1983年生まれなので、この曲がリリースされた時、まだ23歳になったばかり。その若さでこういう歌詞を書くとは、どういう人生を過ごしてきたんだよ、と言いたくもなってしまいます。

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