147: Sonic Youth / Youth Against Fascism

ガービッジのドラムス、ブッチ・ヴィグがプロデュースした作品で、真っ先に名前が挙がるのはニルヴァーナ『ネヴァーマインド』ですが、ソニック・ユースの『ダーティ』(US83位/UK6位)も、個人的には推したい作品。
以前のアルバムでは、ギター・ノイズの音響効果を高めるためか、ベースとドラムは比較的軽めのサウンドでしたが、このアルバムではリズムセクションがずっしりしていて、バンドサウンドの「音圧」が高まった印象を受けました。
この辺りは、ブッチ・ヴィグの参加がもたらした影響なのだろうと思います。
この曲はアルバムからの2ndシングル。同じコード進行の繰り返しに合わせて、歌詞の中には「クー・クラックス・クラン」「ファシスト」「ナチ」といった単語が出てきます。
そして、それらをイメージするような映像が挟み込まれたMVとなっています。

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