391: Joe Cocker / With A Little Help From My Friends

ストーンズの「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」で、アコースティック12弦ギターを弾いているのは、もちろんキース・リチャーズです。
では、マリアンヌ・フェイスフルのヴァージョンで、アコースティック12弦ギターを弾いているのは、誰でしょう?
正解は、ジミー・ペイジでした。
このことからも分かるように、彼はヤードバーズ加入前から、名の知れたセッション・ミュージシャンでした。
彼がセッション・ミュージシャンとして参加した作品の中で、もっともインパクトがあったのが、ジョー・コッカーの最初の大ヒット(UK1位/US68位)となったこの曲。
オリジナルは、ビートルズ『サージェント・ペパーズ』の収録曲で、リンゴ・スターがほのぼのと歌っていましたが、ここではソウルフルなナンバーに様変わりしています。
このゴスペル調のアレンジを施したのはジミー・ペイジだと言われています。また、ヘヴィーなイントロを含め、ギターも彼が弾いています。
好き嫌いはあるにせよ、あの原曲をここまで大胆にアレンジできるのは見事だと思います。
まあ、それはそうと、曲以上にインパクトのあるジャケットだなぁ~と、見るたびに思います。

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