224: Roxy Music / Virginia Plain

初期のロキシー・ミュージックも、グラムロックを代表するアーティストです。まあ、彼らは「アート・ロック」に分類するのがしきたりになっている感もありますが。
この曲は、1972年にリリースされた彼らのデビューシングルで、幸先よくUK4位のヒットとなりました。
この曲がシングルリリースされる2か月前に、1stアルバム『ロキシー・ミュージック』がUKでリリースされていたため、当初アルバムにはこの曲は収録されていませんでした。その後リリースされたUS盤や再発盤には、追加収録されています。
イントロのフェードインに始まり、たくさんの楽器が詰め込まれたサウンドが、この時期のロキシーだな~、と感じさせます。
この「雑然としているけど意外と散らかっていない」サウンドは、ブライアン・イーノの影響でしょうか。彼の初期のソロ作にもよく表れているように思いますし、逆に彼が脱退した後のロキシーには、あまり見られないように思います。

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