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9割の人が知らない痒みの正体(お風呂とお布団に入った時)

おはようございます、こんにちは、こんばんは自然療法研究家で整体師のやわらぎです。
今日のお話は、身体の悩みの二大巨塔とも言うべき痛みと痒みのうちの痒みについてです。
是非最後までお付き合いください。

その痒みいつ起きる?

お風呂上りに身体が急に痒くなり、全身を掻きむしる方が少なからずいらっしゃいます。
同様にお布団に入って身体が暖かくなると痒みに襲われる方がいます。
中にはお風呂に入ってもお布団に入っても痒くなる方がいらっしゃると思います。
なぜこんな痒みに襲われるのか?

一般的には「保湿成分が足りない」と言われていますよね。
確かにこの現象で保湿成分を補うようなスキンケア商品や保湿クリームを塗れば一時的には痒みから解放されます。
でもここで少しだけ想像力を働かせてみましょう。

確かに布団に入って身体が痒くなるのは保湿成分が足りないという説明で分かるのですが、つい数分前までお湯の中に居たのにお風呂上りに身体が痒くなるのはなぜでしょう。
実に不思議ですよね。
でも、お風呂上りにせよ、布団に入った時にせよ共通しているのは ” 身体が暖まった ” という事ですよね。

痒みの正体とは?

ではなぜ身体が暖まった時に痒みが出て来るのか?
そもそもこの痒みの正体は何なのか、興味がありますよね。
実はこの暖まった時に身体が痒くなる原因は、免疫の暴走と言われる状態です。

そんな話聞いたことがない?
そうですよね、でもだからこそ保湿クリームを塗り続けていても一向に治らないのではないでしょうか。

人間が等しく持っている機能の1つが免疫力です。
もちろん免疫力の強い弱いはありますけど、皆さんにはそれぞれ免疫力が備わっていますよね。
問題はその免疫が時として言う事を聞いてくれなくなる事です。
「頼むよ私の身体~」と言ってはみても、なかなか言う事を聞いてはくれません。

表面的な対症療法は、痒みを打ち消すことに徹すればよいので難しい事はありませんが、いつまでもその状態を続ける事で大きなストレスを抱えるようになりますから、それはそれで問題です。

この時の対症療法とは?

皆さんは「お肌は排泄器官」という言葉をお聞きになった事がありますでしょうか?
私の尊敬する(故)佐伯チズさんの有名な言葉です。
そうなんですね、肌は排泄器官であるがゆえに排泄された分泌物を目掛けて、マクロファージという身体の免疫機能が ” 異物 ” と認識して攻撃を仕掛けてきます。
その結果が痒みの広がる要因になっています。

最初は小さな部分から始まり、痒みが拡大していくのは、私たちが痒みを掻くことで尚更肌の奥から排泄物を誘引した結果です。
それに対してマクロファージが更に集まってくる、まさに負の連鎖が起きています。
確かに”掻いちゃダメ”と思いながらも、やはり痒みには勝てません。

ここで問題になるのは、負の連鎖を止めるべく病院に行き、処方される薬です。
掻き壊した状態で病院に行けば、担当した医師たちも「何とかしなければ」と思われるのも当然ですから、現在の状況に合わせた処方がなされる訳ですが、見た目の状態が酷ければ酷いほど強い薬が処方されますよね。
でも本当にそれで良いのでしょうか?

強い薬には強い副作用がある

当然ですが、強い薬には強い副作用があります。
最初は弱い薬で対応できていた痒みも、どんどん薬が効かなくなって強い薬へと移行してしまうのが厄介な所です。

何より「痒いんだから薬を塗れば良い」と安易に考えた結果が、治らずに余計に深みに嵌って行くロジックでもあります。
ここで少し冷静に考えれば、大切な事は痒みを押さえ付けるのではなく「そもそも痒みの素を軽減する事は出来ないのか」に帰結する様にも思えますが如何でしょうか?

痒みの素を中和する

「お肌は弱酸性」
どこかのCMで聞いたことがあると思います。
でもこれは本当に正しいでしょうか?
私はこの表現少し違っていると感じています。
なぜなら、結果としてはお肌の表面は弱酸性であっても、それは排泄された分泌物が弱酸性であって、肌が弱酸性を好んでいるのかと言えば違うと考えています。
その証拠に重曹を水溶きしてタオルに浸し、そのタオルで身体を拭くと痒みは出なくなります。

この重曹を使った方法は後述しますが、なぜ重曹で痒みが出なくなったのか?
不思議ですよね?
保湿クリームのように塗ったわけでもないのに、身体の表面に重曹成分が付着しただけで痒みが出なくなる、ここにヒントがあるように思います。

これがPHによる作用です。
事実としては肌のPHを計れば酸性に傾いているとして、肌は酸性を好ましいとは感じていない結果が、重曹のアルカリ成分で痒みを抑制しているのではないでしょうか。

ちなみにこのアルカリ成分が肌に残って痒みが消えている状態を中和と言います。
身体の中から排出された分泌物が、重曹によって中和された結果、マクロファージが攻撃を仕掛けて来なくなったことで痒みを産まない機序になっています。

本当の原因を排除する事の大切さ

さてこれまでで、痒みの産まれる機序はご理解頂けたと思います。
では重曹で解決なのかと言えば、重曹による対応はあくまでも対症療法にすぎません。
本当の原因を無くさない限り、いつまでも重曹に頼らなければなりません。
何より、” 痒み ” となって現れているのは身体からの警告です。
身体からの警告を無視し続ければ別の問題が顕在化してきます。
つまりイタチごっこの始まりです。

そもそもなぜ肌から好ましくない分泌が行われるのでしょう?
本来であればそのような分泌物は便や尿から排出されれば済むはずです。
でも便や尿になって排出されないのはなぜでしょう?

ここで皆さんに質問します。
お通じ、きちんとありますか?
お通じがきちんとある状態とは毎日有る状態です。
ですから2日に1度や3日に1度あるというのは、きちんとではないのです。

私たちの身体を作っているものは、” 食べたもの ”  ”飲んだもの ”  ” 吸ったもの ” で作られていますよね。
きちんと排泄作業が行われていないとすれば、そのどこかに問題があるからですよね。
そう言った意味でも、今優先しなければならない事は、食べ物や飲み物そして空気を含めた環境を考える事ではないでしょうか。

この重曹は食品として使えるアルミニウムフリーのものです。
安全な重曹をお使いください。

重曹水の作り方と注意点

先ず注意点から。
既に痒みのある貴方は、アナフィラキシーショックを起こす可能性があります。
理由は免疫が暴走しているからです。

痒みが全身に広がる事でショック状態になる事は普通にある事です。
ですから先ず重曹に対する反応を調べる必要があります。
また万が一の時の対処方法も記しておきます。

・ショック状態への移行について

この項目は非常に大切です。
貴方が現在痒みを抱えている状態であれば、必ず予行練習をしておく必要があります。

ここではサイトカインストームとアナフィラキシーショックに対する対応方法を記します。
サイトカインストームとアナフィラキシーショックの対応は、日常生活でどんなに気を付けていても、思わぬところからアレルギー物質が身体に入らないとも限りません。
もともとアレルギーをお持ちの貴方ですから、いざと言う時の対応を日頃から準備しておくことはとても重要です。

アレルギー性のショックで発生するものは、僅かに数分で死に至る場合も有りますので要注意です。
一旦ショックが発生してしまいますと、通常は手が付けられないという認識の方が多いと思います。

でも緊急事態になった時の対処方法を予め練習しておくことで最悪の状況は免れますので是非参考にして頂けたら幸いです。
また肺や糖尿病などの血液疾患を抱えている場合なども同様にサイトカインストームなどに移行する可能性がありますので、もしこの記事をお読みになりお近くに対象となる方がいれば是非教えて上げてください。

①アナフィラキシーショックやサイトカインストームになる前には必ず体温が急上昇します。
体温が急上昇することで免疫が暴走し、酷い咳を伴ってアナフィラキシーショックやサイトカインストームに移行していきます。

②本人が身体が暑いと言い出したら(急に体が暑くなったら)、出来るだけ体温を下げるように努力します。
また同時にタオルを水に浸して枕元に準備しておきます。

③どんどん咳が酷くなりショック状態に移行したら、首の後ろ側を冷えたタオルで冷やします。
僅かに数十秒でショック状態が沈静化するはずです。

・パッチテストについて

パッチテストとは物質に対するアレルギー反応を確かめるテストです。
もし貴方が重曹に対してアレルギー反応がある様であれば、今回の重曹による痒み止めの方法は使えません。
「大丈夫だろう」と安易に考えずに必ず実施してください。

腕の内側に数滴垂らして1時間ほど放置します。1時間経って赤く変色が無ければアレルギー反応は無い事になります。

・重曹の使い方

ぬるま湯に重曹を溶かして使います。
目安としては洗面器に対して大さじ1~2杯です。
重曹水にタオルを浸して絞り、お風呂上りに身体を拭いて自然乾燥してください。

注意:重曹は熱湯で溶かさないでください。必ずぬるま湯で行ってください。

なお重曹を使った痒み止めは自己責任です。
自己責任であることを認識したうえで行ってください。
問題が起きても当方としては責任を負いかねますのでご了承ください。

根本原因の内臓を整える事

対症療法で痒みを抑えることが出来たその後に考える事は、身体を作っている食べ物や飲み物または空気を吸っている環境を考える事です。
添加物だらけの加工食品や清涼飲料水を飲んでいたのでは何も変わりません。

仮に痒みが対症療法で消えたとしても、次々と問題が出てきます。
そう言った意味でも元から考える必要があります。

本来であれば全て手作りで料理が作れれば良いのですが、なかなかそうもいかない場合もあると思います。
そんな時に力強い味方があります。
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全て手作りとはいかなくても、添加物の無い食品を摂る事は大切ではないでしょうか?

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