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腰痛型陣痛の逃し方

先日、治療院に来ていた妊活中の方から妊娠したと報告がありました。
嬉しいっすね。
そんなことがあり、僕が昔書いた陣痛のブログ記事のことを思い出しました。

せっかくなので、noteに転載しようと思います。

長男が生まれた5年半前、立ち合い出産をした時に書いたブログ記事の転載です。

身体のことは一般の方よりも詳しいと思いますが、出産についての知識は普通のパパレベルなので、間違っていることもあるかもしれないので、そこのところはご了承下さい。


腰痛型陣痛の原因

妻はいわゆる腰痛型の陣痛でした。
あまりに辛そうなので、何で陣痛で腰痛になるのか、色々と試行錯誤して原因を考えました。

そもそも陣痛は子宮を収縮させて、産道を広げていくために必要な痛みですが、それと同時にお腹の張りで腹圧を高め、子宮の収縮を助けるんだろう思いました。

でも、お腹の張りだけでは腹圧が背中側にも逃げてしまう。

腹圧を下側へ伝えるために、腰の筋肉も使っているんだと思います。

※風船は二方向から挟むようにつぶしていくと、上下に押し上げる力がはたらくけど、一方から押しても上手く力が伝わらないですよね。

妻の場合は、そのお腹の張りに腰の筋肉が負けていました。

それが腰痛の原因になっていたようです。

腰の力を十分に発揮するためには、マッサージなどで腰の筋肉の緊張をほぐしてしまうと良くない気がします。

腰を擦ることは、筋肉の活性化に繋がるので良いですね。(マッサージと擦るの違いは微妙ですが、マッサージ=筋肉をほぐす、擦る=皮膚や筋膜を刺激する、というイメージ)

腰痛型陣痛の逃がし方

自分がやった陣痛の逃し方ですが、テニスボールでおしりの穴に向かって押し付けるという定番のものもやりましたが、それプラス

骨盤を前傾させるように『仙骨を押す』というのをやりました。

仙骨の上端をやや上方向に、かなり強めに押しました。

妻は『スゴい楽になるから、ずっとやっててほしい』と言っていたので、それなりに効果はあったんじゃないかなと思います。

本当にこのまま嫁さん、死んでしまうんじゃないか?と思うくらい苦しんでいたので、ちょっとでも楽にしてあげたかったので、楽に出来る方法が見つかって良かった。

助産師さんからは、「私が見てきた立ち合い出産の中で、一番良いサポートをしていましたよ。」との言葉も頂きました。

立ち合い出産は1回しか出来なかった(次男は緊急帝王切開)ので、再現性があるかどうか確証はありませんが、参考になる人がいたら嬉しいです。

ではまた!


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