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『当たり前のことしか言わない』『誰でも言えることしか言わない』そんな退屈でつまらない大人にはなりたくない

『20代で誓ったのは
 退屈な大人にならない』ということ。

実業家、映画監督の
角川春樹氏の言葉です。

子どもの頃に聞いた
佐野元春の曲のワンフレーズ、
『つまらない大人にはなりたくない』
という言葉が今でも、
頭の中にこびりついています。

退屈な大人、つまらない大人には
答えもなければ、正解もないし、
人によって定義も違う。

個人的にずっと
思い続けていることは、

『当たり前のことしか言わない』

『誰でも言えることしか言わない』

そんな『おっさん』には
絶対になりたくないということ。

そうならないために
僕が常に意識していることは、
『視点の数を増やす』です。

同じものでも、いろんな視点、
いろんな角度、いろんな人の立場で
それを見ると、見え方が
まったく違ってきます。
視点の数だけ、いろんな感じ方、
いろんな気づきが生まれてくるはずです。


同じ視点だけで見ていると、
どうしても、人と同じような
話ばかりになってしまうし、
自分の思考も偏ってしまう。
相手の立場や気持ちを
理解することも出来ない。
そうなると、どうしても、
固定観念に縛られ
時代から取り残されてしまう。
結果的に

『当たり前のことしか言わない』

『誰でも言えることしか言わない』


そうなってしまうんだと思います。


偉大なイノベーションの多くは
ある一人の人間の視点の転換から始まる。


壁にぶつかっているときは、
自分では見えない視点、
自分とは違う視点に触れることで、
突破口になったり、大きな飛躍の
きっかけになることが多い。


自然を見ると自分を
小さい存在だと感じて、
自分が抱えている問題が
大したことないように
思えてきたりする。


問題自体が解決したわけではなくて、
視点が変わった事によって、
受け止め方が変わっただけです。


客観的な視点を知ると、
ものごとを冷静に
観察できるようになる。



僕は人から何かを学ぼうとする時、
知識やノウハウや戦略はもちろんですが、
一番、注意深く、意識的に
見ているのはその人の視点なんです。


ノウハウを盗むんじゃなく、
思考や視点を盗むという感覚です。


今、一番のリスクは人と同じような
視点しか持っていないという事。
そう思っています。
完全に変わり者の時代です。


人と違う角度から見た話が出来ないと、
『あの人は面白い』
と思ってもらえない。


人と同じようなことを考えて、
人と同じような視点でモノゴトを見て、
人と同じようなことをする。

そうなると当然、こうなります。

『当たり前のことしか言わない』

『誰でも言えることしか言わない』


人と違う視点を持っている。
それだけで十分、仕事になります。
そんな時代になりました。
それを仕事にする方法を
知らないだけの話です。

みんな、自分と違う視点の人を
本能的に探しているんだと思います。

自分の中にない視点に触れるたびに
自分を成長させてくれたり、
新たな気づきを得て、
自分の視野や可能性を
大きく広げてくれる。


大げさに言うと、
自分の人生を変えてくれる人です。


『人と違う視点を持っている』
は大きな武器だと思います。



僕は
『変わり者ですね』
と言われたり、
多少、人から批判されたり、反対されたり、
『頭おかしいんじゃないですか?』
と言われていないと昔からものすごく
不安でしょうがないんですよ。

『当たり前のことしか言わない』

『誰でも言えることしか言わない』


そんな退屈でつまらない大人には
やっぱりなりたくないです。

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