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不思議なことになぜかいつも、自分の事を評価してくれる人は遠くにいる

自分を変える努力も
素晴らしい事ですが、
今のままの自分を活かすことも
同時に考えた方が良いと思っています。

『自分の強みをつくる』のはすごく大事。
でも、自分の強みは
『つくる』より『見つける』が
先なんだと思っています。

それは、商品でもサービスでも
店舗でも同じこと。

『強み』はないじゃなくて、
見つけ方を知らないだけ。

サッカーでどんなに
シュート力を磨いても、
適切な場所にいないと
シュート決める事は絶対に出来ない。

それどころか、シュートを
打つことすら難しい。

当然ですが、
打たないシュートは
絶対に決まらない。


仕事でもなんでも、
活躍するためには、
腕を磨くのは
もちろん、すごく大事。

でも、同時に


『活躍できる場所に
  自分の身を置く』


というのは必要不可欠です。


世の中には新しい事や
今までと違う事を言うと
総攻撃を浴びる危険地帯と、
称賛の嵐を浴びる安全地帯がある。
まったく同じことを言っても、
批判される事もあれば、
称賛される事もある。
批判された人には

『言う場所と相談する相手を
 間違えましたね』


としか言いようがない。

非常識なこと、
新しい概念や画期的な
商品やサービス、
素晴らしいアイデアも
どこで披露されるかによって、
その評価は大きく変わる。


評価されなかった本当の
理由は評価する側に
その素晴らしさを見抜ける
能力がなかったことだったりもする。


そんな時は評価する能力を持った人、
その価値を知っている人の
ところへ行けばいい。

『天才は凡人に潰される』

天才はその才能を
見出せる人との出会い
なしに花開くことはない。

『置かれた場所で咲きなさい』

という本が累計200万部の
国民的ベストセラーとなりました。


でも、時には自分が
咲く事が出来る場所へ
自ら進んで移動することが
必要な時もあるんじゃないかと
思っています。


日本のすし職人の平均年収は
300万円らしいです。
ところが、ヨーロッパに行くと、
日本人のすし職人の年収は
3000万円になることもある。

やることは同じでも、
ところ変われば、評価も変わる。


自分を変えることも
素晴らしい事ですが、
今のままの自分の活かし方や
評価する側を変えるという
視点も持っていた方が
いいんじゃないですかね。


今は自分が咲く事が出来る場所が
簡単に変わってしまったり、
時にはなくなってしまう
事さえある時代です。

『正しいマニュアル』は
常に変化し続けています。


人間は放っておくと、
長時間いる場所のルールを
世の中の常識だと思い込み、
場合によっては、
他の世界のルールを
否定してしまうことすらあります。

学生の頃、
オール5をとった友人は
なんでも出来る人
なんだと思っていました。

でも、今、考えていれば、
通信簿という
小さな小さな枠の中での
評価でしかない。

それは大人になっても同じこと。
小さな枠の中や特定の人からの
評価だけで自分の価値を決めて
しまってはものすごくもったいない。

当たり前ですが、
通信簿の外側の世界の方が
圧倒的に広い。

東大卒の人よりも、
毎日、スマホを触っている
女子高生の方が年収が高くても、
誰も驚かないような時代です。

家で歌っていると
お母さんからいつも、
『うるさい!』
と怒られていたので
押入れの中に隠れて歌って、
配信していたadoさんの歌は
今や世界中の人たちを癒したり、
勇気を与えたり、感動に
包んでいたりする。
お母さんにとっては
ただの雑音でしかない。

専門家や業界の重鎮、
身内や身近な友人などから
かりに評価されなくても、
ある特定の人さえ
評価してくれれば人気に火が付く。

不思議なことになぜかいつも、
自分の事を評価してくれる人は
遠くにいるものです。

だからこそ、僕は自分の情報は
遠くへ遠くへ発信することを
常に意識しています。

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