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勝ち組、負け組。そんなのまったく気にもしていない人が人生の本当の勝ち組

『才能に恵まれなくて良かった』
アンパンマンの作者、
やなせたかしさんの言葉です。

アンパンマンという
誰もが知る名作中の名作を
世に生み出した
やなせさんですが、
50歳ぐらいまで
絶望の連続だったそうです。
アンパンマンが
ブレイクしはじめたのは
やなせさんが60歳を超えてから。

それまでのやなせさんは、
同期はみんな、売れていき、
新人にはあっさり
抜かれるような日々。
そのたびに自分の
能力のなさを嘆き、
落ち込んでいたそうです。

ただ、晩年、やなせさんは
こう語っています。

『年月が経ってみると
若くして売れた人たちが
早々にリタイヤ
していくのを見ると、
才能に恵まれなくて
本当に良かったなと
思うことがある』

人生はマラソンによく
例えられることがありますが、
最初にどんなに
トップ集団に入っていたとしても、
途中で失速したり、
棄権してしまうこともある。

たとえ、ビリだとしても、
自分が走ると決めたコースを
長く走り続けていると
想像もしていなかった
何かが起こるかもしれない。

世の中には長く続ければ
続けるほどその価値が
どんどん、
上がっていくことがある。
早く走る人は
当然、栄冠をつかみますが、
長く走り続ける人も
賞賛されることがある。

90歳を超えてなお、
現役のバスケットボール
プレイヤーが秋田県にいる
という話を聞いた事があります。
バスケットボールの
世界最高峰のリーグ、
NBAの選手がその姿を見た時に
リスペクトの気持ちから
彼に向かって
深々とお辞儀をしたそうです。

一流の人、能力の高い人は
次々に実績をあげていく。
だからこそ、早々に
やめていく事も多い。
そこから悠々自適に
生きていく人もいる。

ただ、才能に
恵まれなかった凡人は
そこからが本当の勝負です。

おそらく僕は
90歳になってもこうやって、
投稿し続けていると思います。
その時に、
やなせたかしさんと
同じようなセリフを
言っていそうな気がします。

『才能に恵まれなくて良かった』

ただ、僕は
人生を長~い目で見る
という才能だけはあると思います。

まだ、学生の頃、
『進路で人生が決まるよ』
そう言われました。

あれは迷信だった
ということが
今はよく分かります。

90歳になった時に、
まだ、現役で仕事をしている。
多くの人から必要とされて、
忙しくて、忙しくてしょうがない。
泣く泣く、いろんな仕事をお断りする。
それでも、依頼は増え続ける一方。
それが僕が描く理想の未来です。
そのためには今から
準備をはじめておく必要がある。
コツコツと積み立てて
おくべきものがある。

勝ち組、負け組という
言葉があります。

ただ、そんなの
まったく気にもしていない人が
人生の本当の勝ち組
なんだと思います。

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