こんばんは☾
　23日に臨んだリモート大会で4勝2敗と目標には届かなかったので、ただの紹介や考察を書くだけになるのですが、トゲキッスを使いたく考察している中で思いつき面白いデッキだと思ったのでメモも兼ねてnoteを書きます。
ご意見・助言ありましたらお願いします・・・。
https://twitter.com/clampxclamp/status/1485150300231331840?s=20

　ちなみに先日、トリバーさんがトゲキッスとルカリオの組み合わせのnoteを執筆していらっしゃいました（下記リンク。ルカリオの相方探しから執筆されており参考になりました。よければご覧下さい）、僕もその組み合わせは面白いと思っておりましたので嬉しかったです。僕の場合はトゲキッスVでデッキを作りたいなと思ったところから始まりましたので、トゲキッスから掘り下げていきます。
https://note.com/toriver/n/n6125c64ffa72

１．現環境のトゲキッスVmax

　トゲキッスVmaxは無色エネルギー2つで120点かつ最大のアイデンティティーが「好きなカードを持ってこれる」「逃げエネルギーが０」のポケモンです。
スターバース環境になっての優位さとしては
▲手札を流されるリセットスタンプがない
▲チェレンの気くばりの登場による耐久戦
▲ダブルターボエネルギーの登場
▲自身は影響のうけない頂への雪道が刺さる環境
でしょう。昨年くらいに環境にいた（というかCLで使用した）エクストラのトゲキッス単を思い出します。エクストラのトゲキッスは一撃で倒されない相手に対し高耐久を武器にアセロラやサイレントラボやエネ除去などで妨害しサイドを6枚とられないよう試合を展開していきます。好きです。
　しかし今のスタンの環境では逆風もあり環境トップのデッキだけ見ても
▼後1で「メロディアスエコー210（メロエッタ）」が飛んでくる。
▼先2で「ベルト込みトリニティノヴァ210」「テクノバスター210/メロディアスエコー210（ミュウ）」がとんできます。

　その他「こだわりベルト」の登場によりトゲキッスHP200だけをバトル場に出して終わると不安です。単構築の怖さです。
　雑に用意しました単構築↓がこれだとして後1、先2でたね切れになる未来がみえます。

　妨害に寄せるとしてもアルセルスVstarのトリニティノヴァ/チャージを通すと基本エネルギーが集まってしまいます。クラッシュハンマーでは間に合わなさそうです。（一応アルセウスジュラルドンなどは闘エネルギーの枚数を絞っておりトレーニングコート非採用も見られるのでうまくいけばジュラルドンは止めれるかもしれませんがやはり遠いです。）
　アルセウスVstarを倒すにも、ダブルターボエネルギーで打点が100となるだけで3ターンかかります。一応最速では①ターボ手張りベルト込み130②好きなカードとして持ってきたパワフル無色エネかダンテを足して280に届かせる2ターンプランはありますがその間にダメージをうけるとしんどくなると思います。向こうは倒されてもサイド2枚かつ後ろが育っている、ということで・・・。

　また、先述しましたが贅沢な悩みではあるのですがダブルターボエネルギーで打点が100となるのも惜しいです。現環境をみると120→100で困ることとして
▼悪フーパファイヤーのHP120に届かない（とはいえこの対面は不意のクイックシューター＋ヤミラミVやベルト込みファイヤー＋何か　がなければ練習のうえチェレンループなど駆使すれば有利寄りだとは思います）
▼メロエッタ（HP90)に対してオドリドリをだされると倒せない。←ほんとつらい（真剣におはらいグローブの採用を検討しました）
▼連撃カラマネロ、オクタンが倒せない
などがぱっと挙げられます。

　攻めという点でも受けという点でも少し単構築では厳しいかなという印象です。似た（？）デッキなら、雪道などで妨害しつつ安定し打点もベルトのおかげで見なおされたインテレオンVmax（連撃）のほうがいいと思っています。

２．何と組み合わせるか

　それでもトゲキッスを使うとして何と組み合わせるか。
　連撃インテレオンVmaxと比較すると裏工作分のスペースを自由に使えます。また、最大の差別化として「デッキの動きがあまりバレていない」のは大きいです。初見殺し（殺せるかは知らない）も長所です。

分かりやすいパートナーはアルセウスVstarです。理由として、
①特性スターバースによってダブルターボエネルギーをサーチできることが大きいです。
まず単の構築で頻繁に起きそうな問題は「ダブルターボエネルギーをひけない」ことです。デッキの性質上縦びきが弱く、タッグコールからのグズマハラもないので特殊エネルギーに触れる札は「ウッウロボ（表）」「ネズ」「ポプラ（1回くらい表でるやろ精神）」くらいです。マクワ殿は信用していません。グッズの昔あったエネくじだったら採用候補にあがるくらいです。特殊エネルギーが欲しい、そのお悩みは万事屋スターバースちゃんが解決します。
②アルセウスVstarはそのエネルギーを使え、打点がＶ相手にベルト込み210でます。キッス（打点120）に基本エネを加速すれば合計330まで見れます。キッス構築に無理なく入る200点近辺の打点要因としても有難いです。
③無色タイプでチェレンが共用可能も大きいです。負け筋のアルセウスをチェレンで回収して勝てた試合もありました。

　チェレンループの対象としてもアルセウスは強いので3－2はラインとして採用したいです。そうなるとトリニティノヴァ用の基本エネルギーも採用しない手はありません。エネを供給しトゲキッスVmaxが120点だしてくれると助かります。
では何の色と組ませるか。かまどもないレギュレーションなので相手の札を利用するエネルギーはもうないので、こちらが攻めとしても強く使えるエネルギーを探します。
　環境をみて強いエネルギーはミュウ意識の「悪」とアルセウスやミュウをメタる悪タイプ意識の「闘」だと思いました。あとは怪しい缶詰を使える「超」でしょうか。

　まず「悪」についてですがミュウを意識して悪系統を握るなら【フーパファイヤー】だったりガッと寄せたほうがいいです。寄せて5分を超えてくる程度かと。中途半端にガラルファイヤーＶをいれるだけでは絶対有利とはいえません。悪アルセウスvsミュウで一人回しを繰り返して思いました。非ルールの悪タイプ中心デッキじゃないといつの間にかサイドが先に6枚とられているなんてザラです。いれたとしてファイヤー（もえあがるいかり）のほうがいいと思いますがこのデッキタイプにつっこむだけでは他の主軸がサイド2枚のＶで構成されているので意識したいミュウに勝てるか不明です。
　しかしミュウを捨てるわけにはいかないので、ミュウに対しては25thのイベルタルで対策してみました。はかいのさけびは特殊エネルギー3枚をとラッシュします。ダブルターボエネルギーで動きます。
　ミュウの厄介なところは序盤にこちらが準備できる前から安定して高打点で殴ってくるところだけでなく終盤にはフュージョンエネ4枚残っていようものならメロディアスエコー＋αでVmaxを倒してくる点もあります。メロエッタを倒して1～2枚減らすことも実質エネルギー除去ですがタイミングを図って打てたイベルタルが一番強いと思いました。ただ実際にやってみると難しかったのが本音です。雪道とあわせて使ってもウッウロボ表で解消される、とかダブルターボエネルギーで解決される、とか。ただ強いカードではあるので研究しがいはあるとは思います。・・・とにかくフュージョンエネが1枚でも削れればワンパンの可能性は減るので雪道やチェレンループでどこまでやれるかですね。ただチェレンの弱点で後ろにＶを着地させたときに結局狙われるのが負け筋です。23日は3回ミュウとあたりましたが、2回負けたミュウは後ろをしっかりボスで倒されました。雪道もウッウロボやスタジアム握られていたりしっかり割られました。ほんと強い。

　悪のパートで無駄に文字数多くなりましたが、結局今回はもうひとつ無視できない存在のアルセウスや悪に弱点をつける「闘」を採用しました。色としてはトゲキッスの弱点の雷に弱点をつけるのも良きです。
　後1や先2でサイドを2枚とられるのが嫌なので前に出せるサイド1の非ルールポケモンも欲しいと思っていたので、非ルールの格闘タイプという絞込みを行い、たけるとうきのルカリオに辿り着きました。ルカリオは特性で自分で育つのでトゲキッスやアルセウスで相手をしている間に育っているのはいいなと思いました。技も結構いい打点が出ます。
　2エネ130（ベルト160）非ルールライン、闘弱点Ｖライン
　3エネ190（ベルト220）2新化非ルールライン、ベルト込みたねＶライン、
トゲキッスで殴った1ターン分で後ろではこれだけの打点がでるルカリオが育っているのです。
　ベルトがアルセウスの特性で好きなときに持ってこれるのが強く、一撃ウーラオスの試合では先行2ターン目で相手の一撃ウーラオスを倒せてサイドを2枚とることが出来ました。先行1ターン目で前のリオルに闘エネの手張りが出来ると逃げエネ用のエネでも使えますが次のターンにVを倒せるルカリオが誕生しています。

と、いうことでポケモンの構成が固まりました。煮詰めます。2日前に思いついて１日独り回しなどで調整していただけで短時間ではありますが…汗

レシピに移ります。

３．レシピ（全体）

≪ポケモン≫
◆トゲキッスVライン　4-3
◆アルセウスVライン　3-2
　主軸。アルセウス4でもよい説はありますが枠がないです。モミ不採用につき、チェレンのループでＶは場に2体はいるのでトゲキッスＶは4枚です。ちなみにトゲキッスVは1エネの技「しろきかぜ」で進化ポケモンに対して90点は出るので（ダブルターボじゃなければ）ジメレオンなどのレベルボール対象ラインは倒せます。
◆ルカリオライン　3-3
　リオルはトゲキッスと同じパックに入っているHP70です。
◆25thイベルタル（はかいのさけび）　1
　特殊エネルギー軸のデッキに対して。主にはミュウ意識。
◆ネオラントＶ　1
　雪道採用のデッキですが手札がつまるときがあるのでボールから復帰するためのクロバットVかネオラントVか迷った中、確実にサポートに触れるネオラントにしました。

≪グッズ≫
◆クイックボール　4
◆ハイパーボール　3
◆進化のおこう　2
　たね置きたいのでクイックボールは4。さらに進化しないといけないので便利なハイパーボールも4欲しかったですが枠の関係で3。おこうは最初1でしたが、アルセウスにおこうを使ったとしてスターバースで隣のルカリオあたりを進化させるためにハイパーボールしかないと手札が厳しいときもあるのでおこうは2欲しいと思いました。ハイパーボールの4枚目をおこうにした気がします。「ポケモンブリーダーの育成」なんかも面白いですね。
◆こだわりベルト　2
2枚目を直前までおはらいグローブにしていましたがベルトがサイド落ちだとプランが狂うので2枚にしました。
◆ポケモンいれかえ　2
サイドおちだと困るときがあったので2枚です。

≪スタジアム≫
◆頂への雪道　3
　4枚ほしかったですが枠の関係で3枚。こちらもスターバースはありますが相手が剥がしてきたときに使えばいいかと。はりかえに強くなる&最初に手札に欲しいときなどあるので過剰かもですが4欲しいですねー…。

≪サポート≫
◆博士の研究　2
◆マリィ　3
博士よりマリィ多めです。マリィ雪道で止まってくれたら嬉しいです。雪道でとまっている相手にマリィうちたくなかったりの場面もあったのでセイボリーやとりつかいもいいかもしれません。
◆チェレンの気くばり　2
せっかくの無色の優位性使っていきましょう。コンセプトです。再利用のサポートもあるのと序盤で事故る要素になる可能性ありますので2枚。増やすとしても3枚目ではなくモミかもしれません。
◆キバナ　1
ルカリオ採用な点、スターバースで好きな時にもってこれるのもあるので採用して良かった1枚です。リオル手張り前気絶からのスタバでアルセウスが不意のトリニティノヴァいけます。
◆エール団の応援　1
トラッシュのポケモンとサポート合計3枚まで山札に戻せるサポート。最初ともだちてちょうにしていましたが、格闘の通りがいい相手でルカリオを使いまわすときなどでも使えたりポケモンの回収札があると精神衛生上いいかなとこちらにしてみました。
◆ハマナのバックアップ　1
使ってみたいカードランキング上位。ポケモンの技以外で特殊エネルギーを回収できる唯一の汎用カード。これでスタジアムとどうぐを1枚ずつ節約できる・・・？　（実はデッキ登録の時点ではサポートも回収できると思っていてエール団の応援でループいけるやんとか勘違いしていました（小声））

≪エネルギー≫
◆ダブルターボエネルギー　4
◆基本闘エネルギー　8
　基本エネは枠の都合で8。相手の格闘弱点Ｖを2エネ+ベルトでほぼ落ちるので3回攻撃分の6～8エネで最悪足りると判断。一応ハマナのバックアップ、キバナで実質かさ増しもできる。


（その他の採用検討カード）
◆おおきなおまもり　→耐久というならば。
◆おはらいブローブ　→オドリドリ下でのメロエッタ・連撃カラマネロ意識。というかカラマネロしんどいのに気づいたので優先度高いです。トゲキッスVのしろきかぜでも倒せます。・・・まぁ返しでとられてサイドレース的にふさわしくないですが。
◆ともだちてちょう
◆モミ　→チェレンのきくばりで後ろにVを置きなおす余裕がないときなどあります。ハマナのバックアップがあるならモミでも良かったかもです。一応技を使ったあとのルカリオもたけるとうき分回復しますね。
◆ネズ　→特殊エネルギー&イベルタル。クロバットVもいれたくなっちゃう。アウセウススタートの際の後1トリニティチャージ（このデッキでは弱いが）
◆ツールスクラッパー　→ベルトなど強い道具も増えたので。
◆クロスレシーバー・クロススイッチャー　→おしゃれ
　etc

４．23日リモート大会　簡易レポート

簡単にですが実際どうだったのか記録を残します。
リモートはまだ不安があるのですが対戦いただいた皆様紳士な方ばかりでした。ありがとうございました。

結果：4勝-2敗
①一撃ウーラオス ○ 後攻
先2でウーラオスをルカリオが3エネベルトで倒す
その後ブラッキーVmaxをダイグライド と アルセウスでおとし最後はデルビル倒して終わり。手札が細くなったのか止まってくれたターンがあったので助かりました。

②ミュウ × 後攻
先2から裏のVとられ続けて最後はメロディアスエコー4枚バフでVmaxおちる。サイドにフュージョンエネ埋まっていたようだがケアのために使っていないと勘違いしイベルタル起動を温存したのがミス！先攻2ターン目のあなぬけのひもで前においたリオルをかわされたのも強かったです。

③フーパファイヤー ○ 先行
チェレンなどで回復しつつ、ルカリオ・アルセウス・トゲキッスでサイドをとる。アルセウス加速でトゲキッスが120（フーパ・ファイヤーライン）連打できたのも助かりました。

④ミュウ × 後攻
手札が止まり順調にサイドとられ負ける。
今日のミュウはリオル前にしても先行2ターン目で確実に裏を呼ばれV倒される。強いデッキだ…
雪道もウッウロボで解消される

⑤ミュウ ○ 後攻
たまたま雪道で止まってくれたので助かりました。
その間に盤面作成・手札整えつつイベルタルでダメ押し。

⑥ムゲンダイナ ○ 先行
ルカリオが強かったです。先2ルカリオでムゲンダイナＶ・トゲキッスでレパルダス、最後はムゲンダイナＶmaxを倒してサイド取れました。雪道もささりました。

4-2。
ミュウ検定2回おちました。悔しいのでまた出直してきます！

５．最後に

以上です。
トゲキッスVを使いたいから始まりましたが色々考えた中でルカリオ強いなとか勉強になりました。ルカリオも真剣に考察したいです。
チェレンがあるとはいえトゲキッスVは体力が低いので環境のアルセウスV（HP280）ミュウVmax（HP310）などを倒すためのデッキの巻き添えをくらうときもあります。悩ましいですね。白馬ダイランスベルトダンデやめて…。

シティも今後控えておりますので楽しい新環境で色々なデッキを試していきたいなと思います！

ここまでご覧いただいた方がいらっしゃれば、ありがとうございました。
何かありましたらお気軽にご意見ください。（twitter@clampxclamp)
それでは失礼いたします。