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ハピミル目線で見る前回国内大会からの環境デッキの変遷


1.はじめに

こんにちは。一人のポケカプレイヤー(twitter@clampxclamp)です。
いよいよCL横浜ですね。私は抽選に落ちましたので追って配信などで楽しませていただきます。参加される皆様楽しんできてください!

 国内では前回大会のPJCSから数パックの発売を挟んでの大型大会ですね。
今回フューチャーするハピナスミルタンクというテーマはロストアビス発売までよく見たデッキだと思います。最近また見るようになってきましたが一時期は主にギラティナが重くシェアを落としていました。しかし強いデッキには変わりありません。
 PJCS辺りまでnoteも有難いことに沢山ありました。私も前シーズン最後のシティで準優勝したのもハピミルですが既に多くの優良noteがあったのでわざわざ自分が書くこともないなと見送っていました。今回、シェアを落としている間もせっかく環境に放り込んで回していたため自分が思う現環境のデッキのハピミル目線での変遷、意識する立ち回りをメモ程度に書きます。今まで少し書いたnoteのどれよりも日本語が雑です。。
(基本的な立ち回りやデッキそもそもの強さは先輩方々のnoteを購読、閲覧ください。大変勉強になりました。ハピミル使いの方にこのnote内容をもとにご意見いただけても嬉しいです。違うと思う部分やご助言なども大歓迎です)

※先に述べますが俗に言う結論構築は載せておりません。ちなみに今はこんなですが、まだ色々試しています。

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後々「あ、ここ違うわ」とか思い出して編集するかもしれません。ご容赦ください。メモ程度に思っていてください。

2.各デッキ

Tier1

◆パルキア裏工作

(PJCS以降の変化)
【ポケモンGO】デッキ構築へ大きな変化なし。かがやくリザードン+ベルトのVstar対応力に対して他にも採用価値のあるツールジャマー/お守りが相変わらず強い。
【ロストアビス】 変化なし。キュレムは別デッキとして記す。
【白熱のアルカナ】 変化なし。Vガードエネルギーは使われる側。
ロストアビス前に雷のゼラオラデッキが出たはずだがシェアが低いことやパルキアのポテンシャルが高すぎて脅かす存在になり切れていない。
以上、誰もが認めるTier1。それゆえに意識されまくっているデッキだが、それでも強い。
現プールの強い要素「1試合に1度のVstarパワー」「エネ加速」「かがやく」「後攻の強い選択肢もある」「非ルールのアタッカー」が強く使えるためどう考えても強い。様々な対面を見ることが出来る。day1で2試合くらい当たりそうだし突破率が最も高いと予想。

【 ハピミル目線 】
・PJCS時と基本的な戦い方は変わらない。Vガードの登場により更に戦いやすくなった。当時よりアルセウスジュラルドンのシェアも減っていることもあってかスターミーVの採用は減っていると考える。(もちろんケアはすべき。) 数こそ少ないがコオリッポ、エンペルトV、ケケンカニV採用もたまに見たが、環境次第だがそのカードを使わなくても勝ち残れるデッキだと思うため警戒度は下げていい。とにかくこれまで通りベンチの数、ダンデ・ホーン込みの最大打点を頭にいれつつプレイをする。ハイドロブレイクという確定200点の技があることも忘れない。
 余談だが大会前は結果を出したりバズっているデッキの自由枠に何を採用されているか見ることが大事。「これが採用されていたら○○の枠が削られている」の予想に役に立つ。 シンオウ神殿採用型もいるがその場合は雪道か神殿の2枚だろうから、雪道を早めに貼ってツツジに合わせられる前に神殿を貼ってもらうなどしてスタジアム枠を暴きたい。←言ってる傍からこの「2枚だろうから」運転をしていた。危ないので古い記憶に頼らずトレンド枚数はアップデートしておく。
 裏工作ラインを呼びだして倒せることが強いためセレナよりボスの指令が強い場面が多々ある。裏工作が時間要しがちなので試合時間に注意。ハピミルがパルキアに不利をとらないデッキというだけで大会に持っていく価値がある。

◆フュージョン(ミュウV)

(PJCS以降の変化)
【ポケモンGO】ポケストップ登場
【ロストアビス】ロストスイーパー、ロストシティが登場。特にロストスイーパーは雪道、マントを扱うハピミル目線で超強化。その一方でドラピオンVが登場し向かい風もあるが、返しでロストシティで飛ばして再利用できなくしたり、そもそも「ドラピオンVでミュウ減る読みのドラピオンV不採用デッキ」もいることだろうから勝ち残ってくるデッキタイプだと思われる。
【白熱のアルカナ】セレナとVガードエネルギーが追加された。

【 ハピミル目線 】
・PJCS以前と基本的な戦い方は変わらない。しかし先述の通りロストスイーパーが加わり雪道耐性が増した前提で臨む。当時より比較的特殊エネルギーデッキが減った関係でイベルタルの採用枚数が2枚ではなく1枚のハピミル使いが多いのでは。大事に使いたい。
 ミュウのボス枠1~2枚がセレナになる構築の場合、雪道でも一応ドローカードが増えた。ボスに出来てセレナに出来ないのはベンチに見えてるイベルタルを呼べないこと。(ロボ表は仕方ない)
 フュージョンエネルギー4枚盤面はキツすぎるのでイベルタルはまだ大事なカードと考える。それでもVガードの登場は偉大。

◆ギラティナ(ロスト軸)

 進化前の上技も優秀、下技が絶対マント込みのミルタンクを意識してる打点で優秀。進化後が280点という打点に確定気絶のVstarパワーが強い。
ロストのウッウ、ヤミラミ、カビゴンなどの非ルールのアタッカーがギラティナ以外の展開を支え、ウッウ目線で倒せずサイドレースが負けがちなHP120以上が並ぶ非ルールデッキなどやや苦手対面はあっても現環境のTier1.5以上のポジションは確実。直前の集計データを見ても1試合は当たりそう。(集計データなど発表しているTwitterアカウントの方は是非フォローしておいてください。自分、ストーカーではないですが通知ONにしてます)

【 ハピミル目線 】
 分かりやすく不利。”無理”と書かないのは意地もあるが勝てる時は勝てるため。しかし序盤からがん回りされ妨害しても止まらなければ順当に負ける。※ギラティナを意識しすぎて構築をがらっと変えて他対面落としても意味がないので、あくまでもよくイメージするハピミルの構築目線で、不利。
ツールジャマーがきつい。ヒスイゾロアークVのように一体持っていかれた返しで無傷のギラティナを倒せないことも一因。
 ハピナスで攻めてギラティナVstarへの進化を促しミルタンクの押し付け、手札干渉など上手いこと決めればある。ギラティナも進化先が都合よく来ないケースもあるため隙をついて逆に高火力を出して攻めていきたい。また、相手のエネルギーや入れ替え札を意識したい。まだ研究中なのでこの辺りで、、。

Tier1.5

◆ヒスイゾロアークV

 白熱のアルカナ環境でシェアが急上昇。対V性能が高くセレナや無色タイプなのでVガードエネルギーで防御面でも強化された。まだデッキ構築の自由度が高く相手してどういう型なのか不気味な存在。ダメージポンプが打点をあげつつ時に傷薬にもなるカードで強いですね。

【 ハピミル目線 】
 キャンセルコロンの採用の有無に強く依存する。ミルタンクを出したときに相手の表情、その後のプレイの動作など(仕方なくビーダルを育てだしたり、あキツそうだ…は肌感で察知する)でキャンセルコロンがありそうか、また他の突破方法がありそうかを推察する。
水軸だとエンペルトVかアローラロコンV/starは採用されているつもりで臨む。雪道は大事。
 ハピナスもベンチを展開してもらうためにも使用する。雪道で相手の動きが鈍りそのままサイドを先行でき押し勝つ展開も有り得る。
 Vガードエネルギーとマント付の状態でワンパンのリスクは減ったものの条件下ではかがやくフーディン込最大330点(Vガードで300点)出すことが出来る。しかしその時はベンチが広がっているので相手のベンチにミルタンクの解決方法がいなければポケモンを無理に倒す必要はなくLOも視野。チェレンは採用されている可能性はあるが。LOプランの中でイベルタルも使うことがある。ゲンガーが逃げエネ2なので縛る筆頭候補。


Tier2 (ここからは更に駆け足で)

アルセウス系統

◆アルセウス裏工作

【ポケモンGO】 かがやくリザードンが選択肢で加わった。
【ロストアビス】ギラティナの登場で環境面への耐久性能がやや落ち、安定し強いデッキではあるもののシェアも減っている印象。
【白熱のアルカナ】Vガードエネルギーが選択肢で加わった。

【 ハピミル目線 】
 基本的な戦い方はPJCS時と変わらない。Vガードエネルギーの登場でベルト込みアルセウスの攻撃2回すら1回のすごいきずぐすりで耐えることが出来るのは大きい。※パワフル無色など最大打点も念の為考慮する。パルキア戦同様にハピナスとミルタンクをうまく使い分け優位に進めたい。お相手のエネルギーのリソースが厳しそうなら手札に戻さないようチェレンケアでダメージ与えないなども戦略。裏工作系統は時間に注意。自分もシティでLOプランに切り替えた時にダメカン置く時間すら勿体ない試合は攻撃しなかった時もありました(その時は倒してキバナでエネ間に合わせてしまうこともあったため)。

◆アルセウスギラティナ空ピカ

 アルセウス空ピカは、ご存知WCSで結果をだしたデッキ。空をとぶピカチュウはタイプ相性でパルキアに有利で(それでも勝つパルキア恐るべし)、日本の環境でもレジギガス(レジアイスで対抗されますが)やハピミル、ソルトーンルナトーンなどメタ性能が高く強いカード。WCS配信卓のヒスイジュナイパーVの闘枠は日本の環境に合わせてギラティナVのデッキのシェアが多いと想定。サポートポケモンはビーダルが多いだろう。アルセウスのパワーに対しいわばバレット要素の立ち位置で一定数の使用者がいると考える。  ギラティナ目線ではロストよりも最速後2でロストインパクトを打てることが魅力。重いコストのエネ2枚ロストもダブルターボ1枚で済むのは良き。スターレクイエムが無いが代わりのVstar技がスターバースは十分に強い。

【 ハピミル目線 】
  空ピカを大型大会で本格的に意識しなくてはいけないとは…。この型だと空ピカ以外にもVのカードが盤面に出るのでセレナというVを呼ぶカードが増えた今、サイド6枚取り切れることもある。空を飛ぶピカチュウをより意識するとしたら あなぬけのひも も採用候補。トルネロスを採用したときもありましたがジュラルドンやミラーの対面が減ったのでより汎用性のあるあなぬけのひもに今は自分の中では軍配があがった。相手も空ピカ以外を出さなくてはミルタンクも突破できない。雪道をはがすにはバケッチャが出てくる。
 空ピカもギラティナも単体を見ると不利には違いないがデッキとしては戦えると思っている。空ピカからのダメージがVガードエネルギーで140点になり2回の攻撃を耐えるようにもなった。

◆ロストバレット

 ロストギラティナは先述したもののそもそものロストが強い。
キュワワーが強いのはその通りだが後1でアタッカーとして強いウッウ、Vstarを見て足りない打点を補うカビゴン、詰めのヤミラミ、かがやくリザードン。ここまではケアできる。しかしこのデッキの強みはミラージュゲートを通って急に飛んでくるアタッカーだ。何をサブアタッカーにしているか候補が多いのも強み。ロストバレット初期に流行ったアメイジングライコウ等の多色要求だが強い性能のカード、マフォクシーV、ミミッキュ、白熱のアルカナではザマゼンタも出てケアの対象が増えた。やまびこホーンも強く使えサイドをずらせたり可能性の塊だと思う。

【 ハピミル目線 】
 上記の通りケアする範囲の広さが厄介。序盤のウッウ110点を補う打点がカビゴンの180点の頃は耐えていたHP300がかたきうちザマゼンタの登場で危険ラインになった。安全なHPまで回復させたり、かがやくリザードンが出るタイミングでは雪道を使ったりケアをしたい。厄介とはいえ回復カードがあるのでうまく立ち回れば有利に戦える。過去に結果をだしたデッキのリストを見て、採用されていたバレットメンバー候補は頭にいれておく。

◆レジギガス

【ポケモンGO】ポケストップ登場。
【ロストアビス】ギフトエネルギー登場。これが大きい。
【白熱のアルカナ】セレナ登場。
PJCS優勝デッキで、強化も経て相変わらず環境上位へ立ち位置が良いデッキ。

【 ハピミル目線 】
 ベルト要求ではあるが弱点で倒されるレジロックがいるからノコッチは欲しい。ノコッチがテラスパーク2回で倒されぬようタフネスマント、チェレンで回避するのも手。ミルタンクは相手ベンチ5体で110点でるためパワフル無色混みで1体持っていける貴重なアタッカーである。スタジアムが雪道多めの構築でない場合、ネジキからのかがやくリザードン入りの可能性もあるため入っている可能性があれば雪道は捨てすぎないのも手。
要所でセイボリーをしっかり使いたい。

◆キュレム

 高火力と高いHP、エネ加速をもちVstarパワー枠でパルキアがいる。
裏工作ではなくヤレユータン、キルリアなどがベンチに並ぶ。サイドアタッカーがエンペルトV、コオリッポなどキュレムパルキアの特性の加速があるためエネルギー要求が重くても採用できるのは魅力。このデッキを相手にした際にモミが入っている場合があるため思考を悩まされることが多々ある。

【 ハピミル目線 】
 ヒスイゾロアークV同様、ミルタンクが通るかどうかが大きい。
雪道は刺さるため積極的に貼っていく。Vガード登場でハピナスが3エネベルトでも落ちなくはなった。ミルタンクに対して出てきたアタッカーの処理、LOも視野にいれて(全対面だが)試合を進めていく。カイからのロストスイーパーがあるデッキなので注意。

Tier3 (さくっと)

◆ディアルガV(本当にメモ程度)

 環境で見かけるかがやくリザードンが課題ではあるもののVstarパワーとメタルブラストが強い。セイボリークロススイッチャースタークロノスは宇宙。ターボ型、ジバコイル/ギギギアル型、取引/リファイン型など存在。
 ザシアンVstarの登場でミルタンク耐性と310点のVstarの選択肢を手にした。

【 ハピミル目線 】
 青天井かつミルタンクで詰まなくなったので不利と考えている。
 まだザシアンVstar入りで対人戦をしていないが、ミルタンクを見せてザシアンVstarを育ててもらいディアルガに回るエネルギーを減らしたり。

◆連撃ウーラオス(本当にメモ程度)

 ドラピオンVの存在で苦手なミュウにもさらに抗えるようになった。
選択肢が多くどこからでも捲る性能がある強いデッキ。ネジキは読めない。

【 ハピミル目線 】
 ミルタンクがどこまで通るか。言わずもがなクイックシューター連撃エネルギーのインテレオンが厄介。ハピナスVをノコッチ込みで出し裏工作系統を倒していったり時にイベルタル(闘抵抗もちです)でエネルギーを剝がしたりどこまでポケモンを出すかやまびこホーン入り前提で慎重に考えなけらばいけない。

◆ヒスイヌメルゴンV(本当にメモ程度)

 育てば強いの代表格。ギラティナの確定きぜつがしんどい。
 ロスト軸かそれ以外か。こちら対面経験がなく、いずれにしても体力を使う戦いになりそう。空ピカ・コオリッポ意識で採用の穴抜けのひもなどが役に立ちそう。

◆ドガスバット(本当にメモ程度)

 回復カードがあるぶん有利と考える。ヒスイオオニューラは雪道で効果がなくなるのを忘れない。(ハピナスVの特性しぜんかいふくも無くなるがドガスが前だとどちらにしても使えない)

◆ハピナスV(ミラー)

 ご存知、Vガードエネルギーで強化された。
 対面したときの対応は前環境と基本変わらない。
 パワフル無色のミルタンクが強いため、イベルタルでエネを剥がしそのイベルタルを取りにハピナスが出てきてまたそれを、、、。チェレンをうまく使い手札を増やしデッキとの総数が多くなることでミルタンクだけ置いてのLOプランなどその場その場で対応する。
 すみませんなんだかんだ自分もまだ「合っているのかな」と小首をかしげながらやってます。

3.おわりに

 自分が対面したとき思い出しながら書きましたが漏れや勘違いがあるかもしれません。プレイの正解って難しいですが、試合前に大事なのは「各対面でどう立ち振る舞うか」だと思っています。
 時間切れの両者敗北はお互い気まずいのでそこは気をつけたいですね。決して高圧的なあとで問題になるようなことだけは避けていただいて。

メモのnoteなので思い出すたびに加筆修正していくかもしれません。
ここまで見ていただいた方がいらっしゃれば、ありがとうございました。


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